2018年

7月

18日

■ トランプ大統領と「ロシア疑惑」

  トランプ大統領が欧州訪問した後、ロシアのプーチン大統領と首脳会談したが、評判が良くない。友好のEU諸国とは安全保障、経済通商で仲違いが広がり、ロシアとは逆に親密さが際立った。しかしロシアとはいわゆる「ロシア疑惑」、一昨年の大統領選挙(トランプ当選)でロシアが選挙運動に加担したというもので、米国司法当局は本気でロシア側を狙っている。ウクライナ侵攻以来、米国ら欧米はロシアを経済制裁で責め続けている。
  さて首脳会談では、トランプ氏がロシア疑惑は無かったと言ってプーチン氏を喜ばせた。米露の外交関係は一気に良くなっただろうが、トランプ氏は帰国したところ、あまりに不評で驚いた。そこでロシア疑惑は「無い」と言ったけど、実はあれは「あった」と言うべきところ、「つい言い間違えた」と笑って誤魔化した。トランプ氏にしては珍しい、弁解するなんぞ。
  これを安倍さんがやったら、恐らくおおごと(大事)であった。その辺の失言と訳が違う、辞任とか不信任とか大政局になったろう。

  トランプ氏は何故こんなにも強いのか。米国の大統領は直接選挙の大統領制であって議会に依拠しないこと、行政や政府は全て大統領にのみ帰属しており、閣議不一致などは理屈上もあり得ない。全てその評価は大統領選挙か中間選挙でしか判断出来ない。尤もトランプ氏は余りにも異質ではあるが。

 

2018年

7月

16日

■ オウム真理教死刑執行。宗教者よ,立て。

  オウム真理教教祖 麻原彰晃らの死刑が執行された。あの「地下鉄サリン事件」も23年になる。麻原の本音を聞きたかったなどの論評もあるが、彼が話すはずもなかった。殺された遺族や被害者のことを考えれば、死刑執行はむしろ遅すぎたというのが私の率直な印象である。元外務省、作家の「佐藤優」氏が何時もながら卓見を述べる。彼自身、キリスト者を自認している(産経新聞 7月15日)。
  オウムが狂気の宗教であることは間違いないが、しかしおよそ宗教はその狂気性を常に持っている。キリスト教の改革者マルチン・ルターでさえ、大なる救済のためには小農民の殺人を正当化した。ヒトラーはルターを熱心に尊敬していたという。洋の東西、宗教戦争を持たない国は多分無い。信仰のために死ぬことを決意をした人は、他人の命を奪うことへの抵抗感を失う。「ナショナリズム」は近代以降の最大の宗教とも言えるが、祖国のために命を捧げることを決断した人は躊躇なく人の命を奪う。今の中東を思えば説明は要らない。
  ここで神学者や宗教学者は、宗教には狂気や危険が宿ることについて、人に伝えることに積極的でなければならない。日本では宗教について学校で学ぶ機会が少ない、いや意図的に避けている節がある。この混沌とした社会では教養や専門知識は学べても、心の空白を満たす環境が容易に得られない、その隙間にこそ、危険な宗教がつけこんでくる。「イスラム国」(IS)のように他者の命を奪うことを積極的に肯定する国際テロ組織も生まれ、それに意識と行動を惹かれる若者が続いた。
  ロシアには「宗教的(精神的)安全保障」という言葉があるそうだ。ソ連崩壊の混乱期にオウムを含む様々に危険な宗教が若者を捉えた。その教訓から中高生、大学生には広く宗教に関する教育を与えている。

  オウム事件は日本の犯罪史上特異な事件であった。宗教事件ではあったが、これは教育、社会、刑事、政治に余りに広い関わりを持って、今後講学的研究も進んでいくのだろう。少なくとも宗教者、宗教学者の役割は大きい、と私も考える。

 

2018年

7月

15日

■ 「西日本豪雨」災害,朝倉視察

  西日本豪雨災害も1週間経つ。死者200人越す大災害となった。広島、岡山、愛媛県を中心に特に深刻な災害状況がほぼ全日テレビ報道されているが、わが福岡県も決して例外でない。今日は自民党本部災害対策の役員今村、坂本2代議士が朝倉市秋月地区の災害現場視察に来られたので、私も現場と朝倉市役所に同道、今後の対策検討に加わった。昨年と同種の苦労に加えて、今年の全国的暑さはまた異常である。

 

2018年

7月

14日

■ 女子留学生の日本語弁論大会

  福岡市にて女子留学生の日本語弁論大会が行われた。私は直前に災害対策活動があったので、着替える暇もなく防災服のままで出席。日本の災害事情、彼女らが世界の平和と繁栄のためまた女性の地位向上のため先頭に立つべきこと、ついでにタイの少年が全員洞窟救出で頑張ったことが世界中の少年たちに励ましとなったことなどを挙げて、さらなる努力を期待しました。セクハラだのパワハラだの横行する時代、若い世代がしっかりと育っていることが頼母しい。

 

2018年

7月

13日

■ タイ人は偉い!タイ洞窟,13人完全救出

  最近のニュースで最も感激したもののひとつ。タイのサッカー少年が引率コーチとともに探険のつもりで洞窟に入った。大雨やら難しい迷路で遂に奥深くで行方不明。最初は絶望のような報道だったが、生存のニュースに世界中が沸き立った。ただここからが本当の苦しみと困難とが始まる。5キロ以上の奥地、しかも狭い通路で殆ど水の中という。(実は、私は洞窟内の状況がどうしてもイメージ出来ないのだが)ともかく極限の難所らしい。

  遂に13人全員が救出された。手に汗握る、文字通り死と直面する、超危険な作戦であった。国挙げての態勢と実は沖縄米軍の専門技術士も救出作戦の中枢を担った。
  洞窟内には結局18日間いたという。暗黒と完全密閉された空間、空腹や喉の渇きはもとより、肉体的、精神的苦痛にどう耐えたのか。少年たちは本当に頑張った。宗教(仏教)への信心も強さの理由だったか。そして引率のコーチこそおそらく特段に立派だった、少年たちを勇気づけ、諦めてはいけないと励まし続けた。
  そして遂にこの奇跡のニュースとなった。この少年たちは世界中の少年たちに明るい希望と生きる勇気を与えずにおかなかった。
  私はタイの国民に改めてその強さと同胞愛に心から敬意を表したい。またこの捜索準備段階に1人の隊員が事故死した。彼の献身的犠牲の上に13人の救出があったことを決して忘れてはならない。

 

2018年

7月

12日

■ ある子ども事件、私が関わったもの

  夫婦が不仲になり、別居となった。いずれ離婚となるが小学生の娘の親権と監護権を巡って民事訴訟となった。母親には過去、家庭内暴力があったとの理由で父親に監護権が下った(親権は共同)。娘は父親(A地)に全くなつかない、小学校にも馴染まない。ついに夜中に家出をして警察と児童相談所に世話になる。隣県の母親の所(B地)に電車で逃げて行く。父親はその都度母親の家に裁判所執行官を手配して娘を取り戻す。娘はB地の児童相談所にも母親と逃げ込むが、児童相談所は一時預かりはしても「娘を返せ」と主張が来ると、結局父親に受け渡す。
  娘は3ヶ月近く学校に通っていない。学籍簿がないためB地の小学校には行けない。文部科学省の通達には、如何なる理由でも、義務教育はその地で受けさせよとある。よって母親はB地教育委員会に娘の就学を申請した。教育委員会はA地教育委員会に相談したら、裁判所判決(父親の監護権)、さらにはA地児童相談所の意見で、学籍簿は渡せないと答える。文科省に問い合せると、法律的...問題だからと法務省に質問したがなかなか答えが返ってこない。それでも文科省は最後は学籍簿がなくても「極めて例外的に」就学を認めるとなった。
  今、娘は母親との生活で落ち着いている。元気に小学校に通っている。父と娘の面接交流、夫婦離婚問題など、民事上の手続きは続く。児童相談所について、A地でもB地でも自分の手を離れれば追っ掛けていかない。警察も教育委員会も追っ掛けない。県境を越えるとますます権限もなくなる。
  本来、子ども自身に父母どっちに行きたいか聞けば済むはずであったが。離婚や別居は所詮大人の問題、子供に罪はないのだが。

  私は、弁護士であり法律は分かる、元役人であって役所の行動も分かる。しかし私は、何よりも政治家であって、あの子どもの悲しみと涙こそが身を切るほどに分かる。夜空にひとり母親求めて街中を徘徊する子どもの…

2018年

7月

11日

■ トランプ大統領、本当に大丈夫か

  日本中が豪雨災害で最も大変な折りでも、国際的動きが止まるわけではない。米国ポンペオ国務長官は核問題で北朝鮮に渡り、ついで日本に立ち寄った。やっぱり北朝鮮は変わらない、不誠実だったと言わんばかり。あのシンガポールでの米朝首脳会談(6月12日)からひと月、「完全非核化(CVID)」など聞くことも無くなった。米国や日本がただ焦っているだけで北は何も動こうとしない。
  トランプ大統領がツイッターで書いた、「どうも北朝鮮の後ろには中国が付いているらしい、中国が米朝交渉を邪魔しているらしい・・・」。ちょっと待て、トランプさん、今更気が付いたなど驚ろかすでない、北朝鮮はいつも中国そのものであって。あの国連安保理の圧力、制裁行動の時も中国に頭を下げて協力をお願いした、協力などするはずはない、と誰でもすぐ分かるのに。
  故に日米韓三国は外相が集まって、経済制裁は完全非核化まで継続すると申し合わせた、あまりに当たり前のことで。

 

2018年

7月

09日

■ 大災害、「西日本豪雨」

  西日本一帯の豪雨災害が広がっている。豪雨による人的被害としては平成で最悪と報じられる。政府、自民党、さらには議会(災害対策特別委 )でも迅速な対応がとられている。
  自民党本部においても対策本部が設置され初回の会合が行われた。膨大な資料が作られ行政、自治体は概ね動いているが、判明する被害は時間を経るに大きくなっている。「激甚災害」の指定も速やかに行うとも報告された...。  (なお私も「北部九州」を踏まえて発言した。)

2018年

7月

08日

■ 西日本一帯、記録的豪雨、犠牲者100人を超しそう

  7月6日以降、福岡県を含む西日本一帯に記録的な豪雨が続いている。「これまで経験したことのない大雨」「極めて重大な危険」などと、気象庁そのものが終日、最高度の表現で災害の予測と防災、避難を呼び掛けている。
  わが福岡、わが地元もその中にあって、決して緊張を緩めることはない。僅か2日前、かの「九州北部豪雨 追悼式」が行われ、精神的にひと区切りついた瞬間であったが、福岡県内でもあちこち相当の被害、災害が発生している事態となった。ついては7日、 私は担当する 5市 2町1村を訪問、それぞれ市長ら責任者、災害対策部局を訪問し、事情説明を受け、また何でも協力をしたい旨言い置いた。いずれの自治体も緊張感をもって責任体制を整えてあることに敬意を表したい。...

  一方、大雨の被害は西日本全域に 広がっており、広島、岡山、岐阜、四国各県が特に酷そうだと時々刻々のテレビが伝える。死者、行方不明者も100人を越すとも報ずる。

天災はもちろん止めようはない、しかし被害を最小限に抑え、またその体験と学習は次に活かすことは出来る。また、最近の異常気象に対して、温暖化など地球規模研究を本気で急ぐ必要を感ずる。

2018年

7月

05日

■ 九州北部豪雨、追悼式

  7月5日、あの九州北部豪雨から1年経ちました。本当に辛い1年でした。大変な被害を受けました。傷跡は今もなお生々しく残っています。国、県、市町村挙げての応急対策は一段落しましたが、本格的な復旧、復興への工事、体制整備はむしろこれからです。
  今日は朝倉市(杷木)と東峰村においてしめやかに合同追悼式が行われ、私は朝倉市の追悼式に臨み追悼の辞を述べました。今日までのご苦労、これからの官民挙げての取り組みに及び、最後は朝倉高校の生徒たちが斉唱した「あさくら讃歌」を引いて、この故郷はしっかりと私たちで守り抜くこと誓いました。本当に悲しい1年でした。
  朝倉市で33人、東峰村で3人、行方不明者が2人が祀られています。

 

2018年

7月

04日

■ 誠意、勤労、見識… 柴田徳次郎先生の教え

  那珂川町(中央公民館用地)にある「国士舘大学」創立者 「柴田徳次郎先生」記念碑。昨年秋、私塾「国士舘」創立100年を期に作られたもの、先生は福岡県那珂川町別所の生まれ。日本近代化のために政治、それ以上に青年教育の重要性を訴え国士舘大学を創られた。
  「誠意」「勤労」「見識」「気迫」の4徳目は私たちの目指すべき方向を余すことなく示してある。
  なお私は九州出身の偉大な教育者として大分県の福沢諭吉(慶応大学)、佐賀県の大隈重信(早稲田大学)と並べていつも福岡県の柴田徳次郎を挙げることとしています。

 

2018年

7月

03日

■ 「独禁法」改正作業、『経済大競争に勝つために!』

  「 独禁法」(「独占禁止法」)はおよそ企業の自由で公正な経済活動を支える国の最も基本的法制のひとつですが、経済活動が国際化、グローバル化した今、その運用の見直しが行われています。この分野、すなわち独禁法や産業競争分野では、とりわけ日本法には公取委などの行政調査の際「弁護士秘匿特権」(「弁護士と事業者の情報秘密を守る権利」)がないとされており、このことで日本企業の絡んだ大型カルテル事件などは不利に扱われることがある。「国富の二重の流出」、すなわち日本企業は訴訟そのもので不利になり、また関わる日本人弁護士も外されるとも言われており、せめて国際水準並みに日本法を改正すべきというもの。私はこの問題の責任者(自民党「競争政策調査会 会長」)としてこの2年間、行政各省、経済界や弁護士会などと広く意見調整を進めています。いささか専門的、かつ特殊な法律問題で未だ調整は十分進んでいませんが、これから日本が世界の経済大競争に勝つためには必須のものであって必ず成し遂げます。

 

2018年

7月

02日

■ Wサッカー(その2)。「泣くな、西野監督」

  予選の3戦目 対ポーランド戦は、記録と記憶に残る。1点リードされた残り10分、日本チームは攻撃を止め、あろうことか、時間稼ぎのパス回しを始めた。初め、私は目を疑い、選手をなじった。が、直ぐに何かあると抉(えぐ)ったものだ。案の定、ルールで日本は予選2位となり、決勝進出を果たした。
  その是非について、内外議論は沸騰した。フェアプレイを目指す国際大会で有るまじき、恥ずべき行為と断ずる声、声・・・。しかし、監督は咄嗟に決断した。如何に美くしくなかろうと、如何なる非難を受けようと、1億国民の悲願(決勝進出)は果たさなけれならない。その結果は、全て俺が持つ・・・。

  今日、どこかの会合で挨拶したとき、私は思わず一言加えました。「西野監督が改めて立派な監督と分かりました。悩み悩んで、あの決断、しかもその瞬間に。彼は寡黙なのがいい、弁解しないのがいい。私は心の中で、泣くな、西野さん、と呟いています。」

指導者とは本当は孤独なものだ、とよく言われます。

2018年

6月

30日

■ 「亀井静香」先生から喝!

  大先輩の亀井静香先生を囲んで話を伺った。我が方、皆ベテランの代議士である。
  「世の中で暴れろ、信念を通せ。地位を求めるな。」脳天を割られるような衝撃であった。...

 

(私はその昔、選挙に出るとき、官僚の先輩たる亀井先生に挨拶に行った。帰り際、先生から激励を頂いた。その時のことを先生に初めて、遡ってお礼を伝えました。)

2018年

6月

29日

■ トランプ氏、しっかりしろ。米朝会談後、3週間。

  6月12日、あのシンガポール米朝首脳会談から3週間が経ったが、いい話は聞こえて来ない。北朝鮮が非核化への実務交渉を明らかに渋り始めた。日本の拉致問題には「解決済み」で押し通そうとする。米国は8月の米韓軍事演習を含む3度の軍事演習は中止、米軍の撤退も具体的に動き始めた。韓国はもうサード(THAADミサイル防衛)も止めるという。米国は非核化費用と拉致対策で日本に5兆円負担させると言ったとか。
  米朝会談は極めて中途半端であった。完全非核化(CVID)が曖昧だったこと、トランプ氏は大胆に譲り過ぎた。金正恩委員長は中国には3度目の説明に行き、今や完全に中国の代弁者となった。中国は米国の軍事演習中止を提案させ、また朝鮮戦争の終結を遅らせようとする。このところ「中国の一人勝ち、漁夫の利」という新聞題字があちこち踊る。トランプ大統領は中国、欧州、日本とも通商、関税戦争をおこしている。イランとの核協定の離脱、制裁開始、エルサレムへの米国大使館の移転、国連人権委員会離脱や、国内でのメキシコ人流入問題・・・彼は秋の中間選挙と自らの再戦に懸命といわれており、これら米国の国内動機で世界の秩序、安全保障関係が仕切られてはたまらない。

  トランプ氏のツイッター政治、外交は続くが、他の国々は大いに戸惑い、懸念をしている。米国は今、極めて珍しいことであるが、政府(官僚)機構は未だ整備されていない、トランプ政権の主要政治ポストの数百は未だ決まっておらず、基本政策はただ上から指示待ち。大統領は人事を含めオルマイティーである、彼の言動が全てであって、誰も慎重意見や反対論を言えない、直ぐに首を切られる。

  それは遂に他国日本にも及んで来た。トランプ大統領と特段仲が良く、友人として同盟国として彼に意見し諌められるのは安倍首相であり日本であるといわれる。これまたトランプ氏の反応が読めない、上手くいかない時はダメージになり得る、大いなるリスクを賭して直言するか、我慢して寄り添うか。政治も防衛も通商も今が最も大事な時である。

 

2018年

6月

26日

■ wサッカー。そして麻生太郎語録

  Wサッカーが燃えている。コロンビアとセネガルという強国相手に1勝1分けという戦績に日本中(と言ってもいい)が興奮している。ほんの2ヶ月前に監督の交代、基礎実力は最下位などと悲観されていたのだから、勝負は分からない。最後まで諦めないこと、何が起こってもパニクらないこと、それに西野監督の地味なところがいい。
  この種イベントは全て時間芸術である。その瞬間は燃えるが、直ぐに冷める。その瞬間から何を学ぶか、教えられることは多い。次のゲームで何が出てくるか、やはりワクワクする。

  「麻生太郎氏」が、延長時間(ロス タイム)では「不注意に気をつけろ」と言われた。気を抜くなということ。去年のロスオリンピックでは、陸上400メートルリレー(銀メダル)に託けて、日本選手1人ひとりは遅いのに、団体戦では日本人の結束力が強味だったとほめる。平昌オリンピックの女子パシュート(金メダル)でも、然り。
  麻生氏自身がオリンピックに出ただけに、やはり見るところが違うか。

 

2018年

6月

24日

■ 将棋、文部科学大臣杯

  地元で小中学生 将棋の文部科学大臣杯が行われた。全国大会への福岡県予選を兼ねる。私は県将棋連盟会長の立場で挨拶をする。近時将棋は例の藤井聡太七段の躍進で全国的なブームとなっており、例年より熱気は高いようだ。私は「藤井七段」の名前をあげて彼と皆とは余り年齢は変わらないこと、プロ名人戦に勝った「佐藤天彦名人」は福岡県出身で十分に誇るべきこと、などを通じて子供たちの奮起を促した。多くの保護者達に将棋への自信と誇りを与えるのも私の仕事です。

 

2018年

6月

22日

■ 嗚呼、祐天寺には

  東京目黒区に「祐天( ゆうてん)寺」という有名なお寺(浄土宗)がある。東急電車(東横線)では駅名にもなっている。そのお寺にお詣りすることがあったのだが、併せて大事なことを紹介された。

  ひとつは、大正天皇の御生母 「柳原愛子」儀墓所とされていること。本来皇族としての待遇が与えられて然るべきではないかとの意見も...。

  二つ目は、太平洋戦争で亡くなった旧朝鮮人軍人の遺骨の扱い。旧日本人として国に殉じたもので、遺族の確認されていない遺骨は431柱(はしら)が北朝鮮籍としてここに眠る。篤志家たちによって立派な納骨堂が建てられ、国も参加して密かに、しかし丁重な祈りが捧げられている。何れ国交回復後には、本国に戻されて然るべきものであろう。

2018年

6月

18日

■ 高速増殖炉「もんじゅ」への視察

  福井県敦賀市にある高速増殖炉「もんじゅ」を自民党資源エネルギー調査会会長で地元福井県出身の「山本拓」議員らと視察しました。「もんじゅ」は次世代の原子力エネルギーとして開発、一部実証成功にまで到達する30年以上の大国家事業であったが、運転事故や地元の反対運動などによって、政府は遂に昨年、事業の廃止を決定するに至った。これまでの科学的成果や情報の蓄積をどう評価し、かつこのサイトを今後どう振り向けるかは今政府部内で検討されているところであるが、一度是非その現場を見ておきたいとの思いで、今回の視察となった。
  極めて厳重な警護と身体の放射能安全対策を講じた上で、原子炉格納容器にまで入り、今後の運営指針や廃炉対策などを説明された。なお先日は「溶融塩炉(MSR)国際フォーラム」に出席した米国と中国からの研究者らも東京から同行しており、彼らも現場で真剣に質疑していた。
  日本のエネルギー基本計画では原子力の位置付けにつき未だ決め切れないものが多く、原子力雄県「福井県」がこれらにどう役割を果たしていくか、注意深く見守っていかなければならない。

               <写真は、視察後の質疑応答、なお視察内は撮影禁止>

 

2018年

6月

16日

■ 野党にだけはなりたくない、大臣不信任決議 議論

  国会も会期末となるといつも起こるのが本会議での「大臣不信任決議」案。委員会審議の不備や不手際などを巡って、野党が大臣や担当委員会の委員長を名指して「解任せよ」と提案する。昨日は国土交通大臣、一昨日は内閣委員長。本会議では延々と演説が続き、最後は堂々巡りの「記名採決」、短くても3、4時間はかかる。
  実は、ここから何も生まれない。結果は初めから分かっている、提案する野党も通るとは思っていない。衆議院での与野党差はほぼ 3対1 。およそ議会というのは数がモノを言う。委員会では大いに議論はするが、結論(採決)は大体最初から分かっている。不満を持つ野党は、審議の政策議論以外の戦術に走る。審議を引き延ばしたり、ボイコット(棄権)したり、その最たるものが、大臣不信任や委員長解任の提案。結果は分かっていても、野党はその政治的効果を目指す。
  filibuster(フィリバスター)は「議事妨害」と訳されているが、どこの国の議会にもあるとされる。ルールの範囲内で少数派に与えられたぎりぎりの抵抗策で、ある意味、議会民主主義が健全に機能している証左とも言える、独裁的国家ではあり得ないこと。

  とにかく野党にだけはなりたくない、と強く自覚する瞬間でもある。

2018年

6月

15日

■ 「溶融塩炉」国際フォーラムと私

  国会内の大会議室で「溶融塩炉(ようゆうえんろ)」と呼ぶ次世代型の原子力エネルギーを研究、開発していこうとする国際フォーラムが行われた。自民党エネルギー調査会と民間の研究組織との共催によるもので、有馬朗人元東大総長を中心に文科省、資源エネルギー庁の担当者、米国と中国の技術者が2人づつ、政治家、企業、学者、学生など総勢200人が出席した。
  現在の軽水炉型原発は、様々の課題を克服しつつ、当面は運転を継続していくが、中長期的には次世代型原子炉の研究、開発は不可欠であり、この溶融塩炉方式は、放射能を多く発生せず、管理も安全かつ経済的で、さらには使用済み核燃料の減容化にも役立つという優れた特色を持つ。すでに米国と中国では実用段階の手前まで来ているとされ、東欧や途上国でも研究は進んできているが、わが国こそその取り組みが遅れ気味といわれている。

  私は昔「トリウム溶融塩炉」の権威者で京都大学「古川和夫」教授とご縁を得て、2010年10月には溶融塩炉に関する国際大会を東京で手伝ったことがある。翌年には東日本大震災が起こり、また古川教授も程なくして亡くなり、私も政治に忙殺されていた。
      数年前から関係者が集まりその復活を求めて来た。時は福島原発の是非が徹底議論されているところで、私は意を決して昨年6月、東京で大々的な国際大会を開き、本問題の検討を再開した。以後、自由民主党の資源エネルギー調査会の正式テーマとして取り上げ、今回の国際フォーラムとしたものである。
      私は、経済産業省(資源エネルギー庁)の出身者として、原子力エネルギーの重要性と問題点は十分に理解しているつもりで、将来のエネルギー源の切り札として様々の活動を続けているところです。

2018年

6月

14日

■ トランプ大統領と金正恩委員長、一夜明け

  米朝首脳会談も一夜明け、論評は様々。大成功、よくやった、「ノーベル平和賞もの」との誇張もないわけでないが、手堅くいうと、厳しい声の方がどちらかと多いか。曰く、「完全非核化」の具体的行程を決めてない、北朝鮮の体制は保証し、制裁圧力も事実上解除、米韓軍事演習も取りやめるとのアドリブも、一体にトランプ氏は譲り過ぎでないかとの意見。非核化に掛かる費用負担は全て韓国と日本が持つ、との発言には両国とも腰を抜かしたに違いない。トランプ流、彼は颯爽とかの地を去って行った。

  されど、米朝が会ったという事実は歴史的にも地球的にも、非常に大きい、トランプ氏でなければ恐らくあり得なかった。あの徹底した制裁措置、他の誰にもなし得なかった。歴史にも外交にも「イフ」(If)はない。後は来たる現状を踏まえて、どう手を打つかだけである。「拉致問題」も形だけは提起したらしい、然し(極く当たり前のことだが) 結局自分でやれということを日本人に決意させた。

  くどいようだが、北朝鮮の背後には中国がいる、金正恩氏の往復飛行機には、当然のように五星紅旗(中国国旗)が貼ってあったことを忘れてはいけない。

 

2018年

6月

13日

”哲人”マハティール首相、国会を激励

  マレーシアのマハティール首相が来日し、議員会館 大会議場で与野党議員に挨拶された。22年間首相を務め、辞めてから15年、この度政治混乱の選挙を収めて再び首相に復帰した。御歳92歳という。哲人と呼ぶに相応しい、益々矍鑠(かくしゃく)として、新しい時代に向けてしっかり頑張るようにと、私たちに強い激励を送られた。
  氏は往年、「Look East (日本を見習え) 政策」を高らかに掲げて、懸命にマレーシア国の発展に努力された。成長と発展が軌道に乗ってからも常に親日的、日本の停滞に対し、励ましと助言を続けてきた。
  健康法は、との質問に、本人は医者という、「食事に気をつけており、美味しいものこそ食べ過ぎないように、と母親からいつも言われていた」と答えた。

      目の前を通られたので、私は握手も頂いた。温かく柔らかい手であった。

 

2018年

6月

12日

■ 歴史的、米朝首脳会談

  シンガポールにて、歴史的なトランプ大統領、金正恩委員長の首脳会談が行われた。世界注視の中、両首脳が会ったこと自体が大事であって、あとはいかにも段取り通りで、余りに透明度も高く、「完全非核化」という深刻なテーマについては具体的な方式もスケジュールも示されなかった。劇場を見るが如く壮大な演出で、トランプ氏の選挙(中間選挙)を意識したものといわれても已むを得ない。ジャパンアイテムの「拉致問題」は本当に取り上げられたのか。
  世界の安全保障に緊張緩和が訪れたことは良いことであった。

 

2018年

6月

11日

■ 米朝首脳会談、直前。「中国の脅威」を忘れるな。

  米トランプ大統領と北朝鮮金正恩委員長との会談がいよいよ明日12日に迫った。当事国の戦略や思惑、周りの国の観測、憶測はそれぞれであるが、地球全体の安全保障上良い方向に向かうことは間違いない。北朝鮮の非核化は進み、南北融和は進む。日本の安全保障上も緊張の緩和が期待出来る。
  続いて朝鮮戦争の終戦と平和条約の締結もあり得るとすると、米軍が韓国や日本に駐留する根拠が無くなるとする議論が現実となる。南北朝鮮が統一の方向に動く時、今の文ジェイン韓国では真に保守勢力として残り得るか、北朝鮮の中国への従属化が進むとしたら、中国の影響力が大きくなるが、日本にはどう影響してくるのか…。
  「中国の脅威」ということを忘れてはいけない。そのことを遠くに考えながらの、北朝鮮問題でなければならない。

 

2018年

6月

07日

■ 祝日「海の日」は「7月20日」に固定すべきか

  「海の日」は本来7月20日にあたり、それが国民の祝日になっていた。もう20年近く、いわゆる「ハッピーマンデー法」によって、元々の祝日は直近の月曜日に振り替えられて、土曜、日曜、月曜と三連休になり、国民は旅行やレジャーや観光やその他の生活を楽しむことが出来る、そのことで経済や消費が大いに活性化することになった。
このように「海の日」も毎年、その週の月曜日に振り替えられているのだが、近時本来の7月20日に戻して固定しようとする動きが出て来た、何故なら日本は四面を海に囲まれて、国民生活の殆ど全てに海が関わり、世界の海洋国家としての意識もある。またその日が特別に歴史的な由来も持ち、新しい時代においてはいま一度国民に海への認識と誇りを取り戻そうというもの。
  ≪ 歴史考証ーーー明治9年 、明治天皇が非軍艦の「明治丸」で東北地方の行幸を終えて無事横浜港に安着されたのが7月20日。この日を近代日本が本格的に海洋に乗り出した...日に相応しいとされた。≫

  他方、経済界、観光業界などからはハッピーマンデーの経済効果はすでに大きく、態々国民に定着した3連休の原則を変更する必要はないとの立場。
  今日の自民党部会で、賛否を巡って大激論。7月20日に固定すべしとの意見が多かったとの印象。私もそれに賛成した。近日中に、自民党として最終結論を出すことになる。
  このように超 個別案件でも徹底的に議論するのが、国民政党の自民党です。

2018年

6月

06日

■ 私が泣いた日

  5歳の女の子が親の遺棄で亡くなった。養父に虐められ、実母も結局助けなかった。食事を与えず、暴行も加え、寒空で戸外に放置し、医者に見せた時は手遅れだった。平均20キロの5歳児が、12キロだった。
  覚えたばかりのひらがなで、父母に「ごめんなさい」というお詫びの言葉ばかり書いていたという。ゆあ(結愛)ちゃんとして生まれたこの世で遂に果たせなかった幸せ、せめて今は天女たちの胸の中でスヤスヤと眠りについていることを祈るのみ。
  鬼畜にも劣る両親には厳罰を下されて当然であるが。

 

2018年

6月

04日

■ 憲法改正を急げ。「日本会議 福岡」、20周年大会

  「 日本会議福岡 20周年記念大会」が行われた。私は来賓として挨拶に立ち、九州北部豪雨の災害復旧への取り組み状況、北朝鮮非核化に向けての米朝首脳会議への期待、併せて北朝鮮の背後にいる中国に厳しく目配りすべきこと、憲法改正に当たっては9条に自衛隊条項を明記すべきこと、前文は国の姿(「国体」)を表すに相応しい力強さとすべきことなど持論を展開した。
  「日本会議」は全国で、将来の憲法改正、国民投票に向けての地道な運動を続けています。

 

2018年

6月

03日

■ 太宰府の歴史レジェンド、絵師「齋藤秋圃」展

  200年前、太宰府に齋藤秋圃という絵師(画家)が活動しており、夥しい量の作品を残していた。秋圃は民間の絵師であったがその才能ゆえに、上方(大阪)、長崎、筑前(秋月)などで大名に抱えられ、最後は太宰府に落ち着いた。その作品は齋藤(仲道)家に永く秘蔵され、世に出ることはなかったが、全作品が太宰府市に移管され、この度一般に公開されることとなった。
  「画風、基本は風俗画、緩急のある流麗な筆づかいの人物には、生き生きとした動きがあり、柔和な趣と滑稽さの中にどこか覚めた感もある・・・」と解説書にある。
  古都太宰府にその名を冠する遺産が、またひとつ掘り出されたことになる。

 

2018年

6月

02日

■ 米朝首脳会談、6月12日。事後、「中国の脅威」を忘れるな。

  米朝首脳会談が当初の予定通り、6月12日にシンガポールで行なわれる模様。北が悪態を突いたり、米トランプ大統領が「中止」の発表をしたりと多少の曲折はあったが、両国には(特に北朝鮮にとっては)これ以外の選択は無かった。北が宥和に向けて本音を晒したのも初めてのこと、それだけトランプ大統領の圧力が強かったこと、日本も懸命に後押しをしたこと。北の完全非核化への動きは大いに評価してよい。
  北朝鮮にとって、中国は後ろ楯、ロシアは友邦、ひとり日本だけが蚊帳の外という論調がある。私は、それを否定しないが、なまじ焦ると将来の負担ばかりを押し付けられる、むしろ彼らが頭を下げて頼みに来るまで放っとくのも一案。拉致問題だけは執拗に要求し続ける。
  それ以上に、私は常に警告する、北朝鮮問題が落ち着けば、東アジアで中国が益々脅威となる、益々覇権主義的に行動する。東シナ海資源問題、尖閣諸島への侵入、「朝鮮戦争 終結、南北平和協定」の後には米軍基地が日本、韓国に残留することさえ根拠を失う…。中国こそが真の脅威ということを忘れてはいけない、「乱に居て治を忘れず」、「治に居て乱を忘れず」ということを私は吼えまくっている。( 北朝鮮と中国が絶対的疎遠だった時、日米が外交攻勢を掛けて中朝間に楔(くさび)を打ち込むべきであると言い続けた。今も口惜しく思い出す。)

 

2018年

6月

01日

■ 「国際リニア―コライダー計画」(ILC)、国際学術会議

  ILC計画は、超高エネルギーの陽子、陽電子を直線で衝突させる壮大な実験設備で、宇宙の起源を含む物質の根源を観察するとする研究協力の国際機構。いずれ日本に設置するとする概ねの国際的了解があるものの、いつ具体化するか、日本の国内で本体の設置場所として、岩手県と九州北部(福岡佐賀県)が引っ張り合っている。
  福岡市にて、ILCの学術国際会議が行われたので、私は国会のILC議員連盟の役員と地元福岡代表という立場で、海外からの約100人の研究者たちに歓迎と会の趣旨説明(英語)を行なった。

 

2018年

5月

31日

■ 「日本を語る会」大盛会、心から感謝

  福岡と東京でパーティ形式の『日本を語る会』を開催し、本当に多くの方に出席頂いた。私はいずれの会合でも、昨秋の総選挙の御礼から始まり、九州北部豪雨対策、北朝鮮問題、経済政策、消費税、憲法改正などを率直に話し、来年の元号変更による新しい時代の到来にあたり、これからの決意を訴えました。
  およそ議員たる政治家は、この種パーティをしばしば行い、重要な政治活動の手段としています。私もその例外ではない。そこでは自分の主張や公約をまとめ、それを発表し、選挙のための組織作り、党勢の拡大の場と考えます。更に会費を取るので資金集めにもなるのですが、実は資金集めこそが主たる目的というのも本音です。大枚を頼んでの出席依頼であって、心苦しい限りですが、政治活動には金がかかる、結局多くの人々に援助を頼むしかありません。それ故に自分の信念と国家国民(有権者)の期待に真面目に取り組むことでのみご恩に報いられる、というのがおよそ議員たるものの偽らざる気持ちです。

2018年

5月

25日

■ トランプ大統領、「米朝首脳会談、中止」

  トランプ大統領が来月12日に予定されていた米朝首脳会談を「中止する」と発表した。その直前には、北朝鮮が核実験施設を、各国のメディアを集めて爆破して見せた。
首脳会談の中止は一瞬ぎょっとしたが、多分それほど深刻なものでない、むしろ北朝鮮の方が続行を求めるなど、今までに見せたこともない様相も。米朝いずれも外交的な効果を目指し、また主導権やウケを狙う。
  それにしてもトランプ氏には動物的な才覚と行動する勇気に恵まれている、指導者たるものの鑑にも見えてくる。

 

2018年

5月

24日

■ 衆議院災害特で緊急質疑

  本日24日午後3時半、衆議院「災害対策特別委」で急遽質疑に立つことになりました。朝倉市、東峰村を襲った北部九州豪雨について、質問します。インターネットの国会放送では実況も録画も見られますので、20分という短い時間ですが見て下さい。あの災害から10ヶ月が経ちました。

 

2018年

5月

17日

■ 北朝鮮の揺さぶりか、米朝首脳会談「再考」

  来月12日にシンガポールで行われる予定の米朝首脳会談に暗雲が。北朝鮮が、やっぱり悪いくせを出してきた。平昌オリンピック以来、融和志向に大きく変化したと世界中を驚かせたが、北朝鮮の本質は変わらない。平気で人との約束を破り、信用も出来ないことを改めて示した。元々予定していた韓国の米韓軍事演習を理由に、朝鮮南北閣僚会議は中止された。
  一方で米国はシンガポール会談に向けて粛々と準備を進めるという、国際圧力、経済封鎖は引き続き掛け続ける。もちろんそれが正しい。融和路線は北朝鮮が勝手に始めたこと、それを勝手に引っ込めるだけ、断じて圧力を緩めてはいけない。やっぱりこの国には性悪説でしか対応出来ない、「情けは人のためならず」か。

 

2018年

5月

16日

■ ファーマーズ市場、10周年記念

  筑前町のファーマーズ市場「みなみの里」が発足10年を迎えた。今や大いに繁盛している。
  「発足の3、4年前だったか、手柴町長(当時)から直売店を作りたいと言われたので、こんな田舎に人が来るだろうかと心配した。いや県道『三六線』が前を通るはずだが、と町長が言うので、県道の建設も急がなければと思った。県道は予定よりだいぶ遅れ、その間は客足を本当に心配した、駐車場もガラ空きだった・・・」と発足当初の思い出話しを披露しました。先人たちの苦労とその後に続く人々の努力で、年間売り上げも予定の倍 7億3000万円、生産供給者も400人を超える、全県でも有数な直売マーケットに成長している。「とにかく野菜が新鮮なこと、品揃えが豊富なことで、私の妻も大ファンです。」と挨拶を締め括りました。
  今日は国会勤務日でしたが、祝辞を述べたくて東京と福岡をとんぼ帰りで往復したところです。

 

2018年

5月

13日

■ 「小石原川ダム」定礎式。大型トラックも自動運転!

  朝倉市から東峰村、筑後川にも掛かる「小石原川ダム」の「定礎式」が盛大に行われた。足掛け40年に及ぶというこのダム計画で、当然に数々の困難の歴史を刻んで今日に辿り着いた。道路の取り付けなど周辺の関連工事を全て終え、いよいよダムの本体工事に入る、「定礎式」とは、読んで字の如し、ダム底に沈む部分を鎮魂する儀式(神事)でもある。
  新緑映える快晴のさつき空、稀に見る大掛かりの催事であった。私はほぼ冒頭に祝辞に立ち、昨年の九州北部豪雨、平成21年8月の民主党政権による工事の中断、それを乗り越えての再開、平成30年度の大幅な国家予算増、父祖伝来の土地を手放した地権者への労いなどを発言した。工事竣工は平成32年4月の予定。

  なお、式典の圧巻は、数百トンを超える土砂を積んだ大型トラックなど工事車3台が完全自動運転で、「礎石」など全てを埋め戻したこと。技術もここまできたかと目の当たりでの衝撃。
  私もこのダム建設計画、いささかの実質的関わりが出来ていることに誇りを感じています。

 

2018年

5月

11日

■ 予算委員会、「柳瀬唯夫」参考人質疑

  衆参予算委員会、「加計学園問題」で元総理秘書官「柳瀬唯夫」氏の参考人質疑が行われた。国会では「森友問題」とともに1年以上やっており、もういい加減にしてくれというのが本音でもあるが、今回の参考人質疑は政局的には非常に大切な節目となる。

  結果、野党と新聞は早速「疑惑は深まった」類いのコメントを出しているが、 私はそうは思わない。私は与党でかつ彼と通産省の先輩後輩になるので、多少のひいき目は免れないが、柳瀬氏が野党の質疑にも誠実かつ率直に対応したものと評価し、この加計学園問題も早晩収束に向かうという手応えは感じている。

2018年

5月

10日

■ 将棋、羽生善治名人の祝賀会

  将棋の「羽生善治」さんの「永世七冠と国民栄誉賞」を祝う会があり、招待状が来たので参加しました。大変な賑わいで、普段の政治パーティとはまた異なる雰囲気で、も少しゆっくりしたいと思いました。私は「福岡県将棋連盟会長」を務めており、自身、免状はアマ五段で、羽生さんの凄さは理解しているつもりです。近時、藤井聡太七段の活躍などで将棋界が盛り上がっていることは大変嬉しいことです。
  尚会場で囲碁の「井山裕太」名人、ノーベル賞の「山中伸弥」教授を見つけたので、いずれも憧れの人、お願いしてツーショットをしました。

 

2018年

5月

09日

■ 北朝鮮拉致問題。米国人3人は解放

  5月9日、自民党本部。「拉致問題委員会」が開かれました。6月の米朝首脳会談においては、日本人拉致被害者を必ず救出しなければならない。全員が真剣です。

  私の発言。「首脳会談の機会に是が非でも救出の糸口としたい。米国が3人の米国人を解放すべく努力しているようだ。仮に米国人の解放が先行して、日本人の解放が遅れるようなことのないように米国にも断固と申し入れて欲しい。」...
  委員会「その通りだ。全力で努力しよう。」

  その夜、トランプ大統領は訪朝のポンペオ国務大臣が米国人3人を救出、連れ戻したことを発表した。

<写真 > 飯塚繁雄 家族会会長、西岡力 救う会会長ら

2018年

5月

08日

■ 北朝鮮、イランなど国際情勢、激動

 ◉ 国内の政局は収まりつつある。野党の一斉審議拒否は昨日の本会議出席で終わった。長きのゴールデン休暇も含めて、野党も少しは働かなければ国民からいよいよ見放されてしまう。
  この間国際情勢は文字通り激動している...。

 ◉ 米朝首脳会談は6月初旬に、場所は38度線も含めて選択とか、今や「完全非核化」の中身とそのスケジュールについて詰めが行われている。ボルトン氏(補佐官)やポンペオ氏(国務長官)も行ったり来たりしている。完全非核化と経済制裁解除との先後関係がポイントである。

 ◉ 日中韓首脳会談が東京で行われる。北朝鮮問題が中心だが、経済、通商問題その他も大事である。
中国は相変わらず日本の尖閣諸島の領海、接続水域への侵入を連日続けており決して許してはならない。首脳接触の機会にこそ厳しく抗議すべしと私は言い続けている。竹島問題も然り。

 ◉ 北朝鮮の金正恩委員長が再び中国を訪問し習近平主席と会った。6月の米朝会談を前に中国の後ろ楯を頼みに行ったと見られる。習近平氏はその後トランプ氏と電話会談を行った。
  中朝接近が、将来中国の覇権的動きにどう影響するかを見ておくことが必要。東アジアにどう影響するか、朝鮮半島(統一問題など)への影響、(朝鮮戦争の終結との絡みで)米軍の扱いなど、日本の外交、安全保障にも致命的に影響する。

 ◉ トランプ大統領がイランとの6ヶ国核合意から離脱すると発表。仏独英の西欧諸国の懸命の説得にもトランプ氏は応じなかった。イランへの経済制裁が始まり、中東情勢もまた一変する。
  何もわざわざといつも思うが、トランプ流とは選挙公約は守る、オバマ政治の否定、秋の中間選挙を意識する。しかし米国の決意は無視できない、北朝鮮との非核化交渉への影響も大きい。外交は素人なるが故に今やなんでもやるが、それが上手く行くとしたら、天晴れと言える。石油価格の高騰を含め、日本への影響も大きい。

2018年

5月

06日

■ レスリング監督のこと。タルサ市(その3)

  私は在学中レスリングに励み、州選手権準優勝まで行きました。「ジム・セラーズ監督」に特別の指導を受けたのですが、監督はその後の勲功でエジソン高校の体育館に「ジム・セラーズ体育館」としてその名前が顕彰されています。私は特段の敬愛を覚えており、セラーズ監督の遺影を福岡の本部事務所自室に飾っています。

 

2018年

5月

05日

■ オクラホマ州タルサ市(その2)

  限られた日々、故郷タルサ市での活動は忙しい。
  高校卒業同期の仲間が15人ほど夫婦連れで集まってくれた。お互い歳をとって、引退組が多かったが、私は挨拶して、もうひと息国のために頑張ると約束し、かつお互い体を大事にしてまた会おうと別れた...。

  地元新聞(Tulsa World紙)が取材して、翌日には一面に大きく取り上げてくれた。「日本外交官が久しぶり里帰り」との見出しで、私の政治歴を詳述する。私の兄弟分カーチスは「ヨッシー(義昭)は高校時代、いつも首相になると言っていた。未だ実現してないが、今、その流れの中にいる」と引き立ててくれた。新聞を見て、何人も友人が電話、メールを寄越してくれた。

  卒業のエジソン高校に呼ばれて、歴史社会のクラス(高校2年生)で講演をした。まだ子供のような生徒たちでテーマに困ったが、日米関係、北朝鮮問題などにつき分かり易く、1時間ほど話した。私の英語力で十分通じたかどうか。

2018年

5月

04日

■ オクラホマ州「タルサ市」嗚呼、両親の墓参り

  テキサス州の右肩にあるのがオクラホマ州で、そこにタルサ市(Tulsa)があります。人口30万人。実に55年前、私は留学生としてここの高校(エジソン高校)に通い卒業しました。シャクレット(Shacklett)というホスト家族に1年間世話になり、今回もその一員で同年のカーチス夫婦に大変な歓待を受けました。自宅は私の育った家がそのままです。タルサへの里帰りは20年ぶりです。
  まず父母と仰いだ「シャクレット夫妻」の墓参りをしました。故郷を離れた異国の少年を、いかに慈しみ育ててくれたか、私は終生、この二人を「本当の親」と敬愛しています。
  暖かい陽射し、広大な緑の中で、父母は眠っています。私は長い間芝生に佇み、遠き日々を追憶し、またその後の人生をしっかりと報告しました。父はいつも冗談っぽく、落ち込む私を鍛えてくれました。母は、限りなく優しく、学校のこと、友人関係のこと、健康のこと、父とは別に何でも相談出来たのです。それを踏まえて、母は後日私の一代記『Yoshi Doodle came to town』(「ヨッシーが町にやって来た」)を出版してくれたのです。

 

2018年

5月

03日

■ 「アラモの砦」

  サンアントニオ市にある「アラモの砦」を見た。
  19世紀半ば、メキシコはスペインから独立はしていたが未だ国は安定せず国の内外複雑な政治、武装闘争の中にあった。一方テキサス地区はメキシコ共和国の領土であったが、アメリカ系の入植者(テクシャン)が増え、分離独立運動を強めていた。アメリカ系テクシャンは1835年に独立を一方的に宣言、メキシコ軍はこれを反乱軍として武力鎮圧を謀った。最後はアラモの砦で壮絶な戦闘となり、有名なデイビー・クロケットなどの義勇兵を含む250人余の籠城者全てを殺して戦闘を制した(1836年2月~3月)。これをテクシャン側は、「アラモを守れ、Remember the Alamo」と呼びかけて、アメリカ側にさらなる協力を仰ぎ、結果メキシコの総帥サンタ・アナ(大統領)を捕らえて独立を確定した。テキサス共和国はその後アメリカ合衆国に組み入れられ(1845年)、テキサス州として今日に至る。

2018年

5月

02日

■ 日米平和の象徴、テキサス州を訪問

  米国テキサス州フレデリックスバーグ(Fredericksburg)の「太平洋戦争博物館」を訪問した。太平洋戦争(第二次世界大戦)の歴史と武器やそれに関わる夥しい戦争遺産、遺跡の展示と解説を加えており、歴史的、学問的にもまた教育的にも質量ともに極めてレベルの高い博物館である。米国の「建国200年祭」(1976年)に当地出身のチェスター・ニミッツ太平洋司令官の事跡を顕彰して作られた。
  ニミッツ元帥は青年将校時分から東郷平八郎元帥を我が師の如く敬愛していた。それを知る関係者が博物館設立にあたって、日本の東郷元帥の関係者に支援と資金援助を依頼した結果、博物館敷地内に「日本庭園」が寄贈された。ここに日米両国間で、戦争の怨讐をのり超えて平和に向けての象徴ともなった。
  今回その日本庭園の大改修が行われたことを記念する式典が日米合同で行われた。前夜祭と式典、茶会や植樹祭など多彩の催事が行われた。私のほか、中山衆議院外務委員長、青山参議院議員、杉山駐米大使ら、さらに東郷元帥の玄孫たる保坂宗子さんも出席した。
  尚、日米の絆を今日にまで強化した影の立役者として、博物館館長 「ジョー・カヴァロー氏」と日本人学芸員「岸田芳郎氏」に特別感謝の意を表しておきたい。

「戦争博物館」(National Museum of the Pacific War)という、日本人には馴染みにくいネーミングであるが、その設立の意図と実像は極めて真面目で客観的、学問的にも素晴らしいもので、より多くの日本人が参観されることを 勧めしたい。

 

2018年

4月

28日

■ 南北朝鮮、歴史的首脳会談

  ひと月前には予想出来ただろうか。4月27日、南北首脳会談が行われ、世界中の耳目を集めた。韓国文ジェイン大統領と北朝鮮金正恩委員長の歴史的会談が38度線上で行われ、「完全な非核化」を含む「板門店宣言」も出された。過去に北朝鮮は何度国際約束を破ってきたか、この宣言をまともに信用することは出来ないが、しかし、北朝鮮が少しでも変わろうとする意欲だけは認めざるを得ない。6月には米朝首脳会談が行われる。更に事態が進展することを望みたい。
  私の一貫した主張、米朝折衝を急ぐべきこと、日朝折衝も急ぐべきこと、その前提は中国の北朝鮮支配に先行することが必須であるが、遺憾ながら今の動きはそうなっていない。なお、平昌オリンピック以来の文ジェイン韓国大統領の一連の決断と行動は、好き嫌いはあるようだが、率直に評価すべきと思っている。

 

2018年

4月

27日

■ 映画「ウィンストン・チャーチル」、世界を救った男

  第二次世界大戦、英国はドイツ・ヒットラーが侵入せんとする瀬戸際にいた。ベルギーが落ち、フランスもほぼ落ち、あとはイタリアを介しての対独和平か、それともダンケルクへの侵入を迎え撃つか。(1940年5月~6月)。チェンバリンなど閣僚、指導者たち、国王を含めて、大勢はドイツとの和平に傾いた時、一人呻吟する首相チャーチル。下した結論は断固、迎え撃つ、しかし40万人の将兵を見殺しにしてはいけない。
  海洋国家英国の面子と米国ルーズベルト大統領の協力などで、遂にヒットラー軍を破った。彼は議会で勝利演説する、「危機が迫った時、決して背中を見せるな、背中を見せれば危険は2倍になる、正面から戦えば危険は半分になる。危機が迫れば決して逃げるな、決して。」
  そして、半年後、チャーチルは総選挙で敗退して、政治から去った。

 

2018年

4月

26日

■ 園遊会、両陛下ご健勝

  天皇皇后両陛下ご招待の「園遊会」に出席し、両陛下のお健やかなお姿に幸せを感じました。久しぶりに会えた人もたくさんおり、また外国の人々も数多く参加しており、日本の文化、様式と何より皇室の関わりについて大きなインパクトを受けたものと思います。
  恒例となった天皇陛下と芸能人との対話については、スケートの羽生譲選手や将棋の羽生善治名人などが一番人気のようで、翌日の新聞各紙にはそれがメインでした。
  尚、午前中にはずっと強い雨が降り、今日は本当にやるのかと心配したくらいでしたが、午後には雨も止み、陛下のお出ましの頃は陽も照り始めた。私は夕方の会合で、園遊会の話に触れた時につい「皇室のパワーとはすごい」と言って、会を笑わせました。

 

2018年

4月

23日

■ 写実絵画と写真。芸術家の執念?

  絵画で写実が極限まで行くと、それは写真そのものになるのか。一体芸術はどこにあるのか。
  写真が登場したのは19世紀、画家の立場が劇的に変わったという。肖像画家は職を失い、写真技師に転じたものもたくさんいた。写真に対して画家は何を描くのか。抽象表現もその答えのひとつだったかも。
  「写真は一瞬を切り取るが、絵画は画家が丹精込めて技術と感性とを埋め込み、理想像を表現する。研ぎ澄まされた人間の技術力と想像力を体現した写実絵画にこそ、観る人をして感動を与えずにはおかないのだ。」

(東京芸大 客員教授 安田茂美氏)

  長い間の私の疑問に、的確に答えてくれた一文でした。
( 「西日本新聞 」文化欄、平成30年4月23日 )

2018年

4月

22日

■ 「化学兵器」は使われたのか。シリア大使激白

  中東シリアの情勢につき、駐日シリア大使と意見交換する機会を得た。現下のシリアは非常に複雑な様相にある。( 正直、私は何度聞いても、十分理解出来ていない。)
  アサド政権はロシア、イラン、イスラム系シーア派などに支援を受けつつ、多くのテロ組織と戦いながら、国内最大の反政府勢力と戦っている。その反政府勢力は米国、西欧、トルコ、イスラム系スンニー派に近いといわれ、この紛争(内戦)は米欧対ロシアの「代理戦争」といわれる。3月に政府軍は反政府軍にミサイル攻撃したが、その際、国際的に禁止されている化学兵器を使ったのではないかとの疑いが出てきた。米国、フランス、英国は化学基地をピンポイント攻撃したがそれは懲罰的、政治的なものと説明されている。
  シリア大使は懸命に訴える。シリアは絶対に化学兵器を使っていない、そもそも作っていない。日本は欧米の情報だけで米国を支持する。そもそも米国らは化学兵器禁止機関(OPCW)の査察の結果を待たずに攻撃した。使っていないことの証明は不可能である、小国だから潔癖を情報発信する力も無い。
  私ら議員は質疑を続ける、潔癖を実証する努力が足りない のではないか、火のない所に煙は立たない、OPCWの査察に対して邪魔をしているのではないか、国内テロ組織を管理出来ないアサド政権に民主的正統性はあるのか・・・・国内の治安はどうか、に対して、大使は日本人の皆様には安全は絶対保障するので、是非訪問して欲しいと応じた。

どの国の大使も、国家のために痛々しい。

 

2018年

4月

21日

■ 「こども食堂」を訪ねて

  この豊かな日本で、貧困や家庭崩壊などで食事も満足に取れないこども達がまだ沢山いるという。これは国の経済政策、所得格差の問題であり、最後は国の福祉政策の問題であろうが、今「こども食堂」として、民間の慈善活動に負っている部分も小さくない。最近の新聞では全国で2400箇所ほどが運営されているという。
  縁あって、東京新宿区の「こども食堂」を実地見学した。場所は公民館のひとつ。週1日、50人ほどのこども達、小学生中心、中学生も何人かいる。食事手伝いは主婦15人ばかり、驚くことに、食事の前には早稲田大学などの学生20人くらいで勉強の教師もしている。こども達も、はきはきと屈託がない。家庭の事情は様々、居場所を隠している子も何人かいるという。
  発足してもう3、4年になるが、それぞれボランティアも組織化され、物事がてきぱきと進む。多くの人の善意に支えられ、しかし何より、「浜松さん」ご夫妻の崇高な使命感には胸打つものを強く感じました。

 

2018年

4月

20日

■ 通商問題は難問か、日米首脳会談

  安倍首相とトランプ大統領の首脳会談。北朝鮮事情が大きく変わり、米朝対話が行われるが、それを前にして日米同盟の絆を確認、強化するためのもので、結果は概ね成功であった。北朝鮮の非核化向けての戦略と日本の安全保障の確認、拉致問題にもトランプ大統領は積極的に取り組むと確約された。
  一方、経済通商問題は難しくなった。トランプ氏は貿易収支に係る日米の格差に本気で不満を持っており、とりわけ二国間協定を目指すと明言した。日本は出来得べくんばTPPか多国間協定の枠内で処理したいと考えているが、担当の茂木大臣も苦労されるかも。

 

2018年

4月

19日

■ 介護問題、糖尿病問題 東京セミナー

  私は介護問題を広く扱う団体(一般社団法人「日本介護事業団体連合会」)の役員をしていますが、今日のセミナーでは「国民病」とされる糖尿病の講演(講師は群馬大学の小松康宏教授)、更に介護事業者からの具体的事業案内などがありました。
  私も冒頭、挨拶に立ち、平成 10年頃、厚生省政務次官として「介護保険制度」の法律化に関わったことを自己紹介したうえで、介護保険制度の現在及び将来的意義について話しをしました。セミナー講演の後、介護用具の展示などがあり、今やロボットの「ペッパー君」が介護施設で頑張っている様子も見せて貰いました。

 

2018年

4月

18日

■ 市長選挙、快勝

  朝倉市長に林裕二氏が当選した他、次の3氏にも応援に行っていたところ、いずれも当選を果たしました。各氏の今後のご活躍を祈ります。

福岡県 嘉麻市長 赤間幸弘氏...
佐賀県 神埼市長 松本茂幸氏
千葉県 東金市長 鹿間陸郎氏

2018年

4月

17日

■ 「日田・彦山線」の早期復旧を

  「鉄道軌道法」に関して、福岡、大分、熊本、福島の4県知事が一堂に会して、国会議員団に改正を訴えた。現行法では、甚大な災害で鉄道が被災した場合、鉄道会社の経営が「赤字」であることを条件に復旧するための国庫補助があるが、今回は「黒字経営」の鉄道会社にも補助の対象を広げるとする要望、さもなくば被災鉄道の復旧は全く進まない。
  我が地元では、昨年の豪雨で「日田・英彦山線」が大破、今は完全な不通、辛うじてバス便で補っています。地元では1日も早い復旧を祈っています。私は当然、これらの運動に国会でも、地元においても、積極参加しています。

2018年

4月

16日

■ 「林裕二」氏、朝倉市長に

  朝倉市長選挙が行われ、 林裕二氏が当選した。前市長 森田俊介氏の入院による急遽出馬となったが、長い県会議員経歴と実績、人格などで圧勝することとなった。私の後援会も終始応援に徹した。これからは市長として災害からの復旧、復興を含み、大きな責任を果たして貰うことになる。

 

2018年

4月

15日

■ 親愛なる同志、創業50周年

  神奈川県川崎市の「富士宮グループ」は50周年を迎えました。今、トラック90台の運輸会社を中心に製造販売、人材派遣など中堅10社をグループで擁しています。総帥 「雨宮國広」さんは山梨県出身、トラック1台から身を起こしました。多くの仲間、良い取引先、その強烈な個性をもって、今日に至りました。
  私とは、私が国会を目指していた頃に出会いました。「私も長い間、選挙では苦労してきました。8回は当選したが、3回は落選しました。当選すれば多くの人が寄って来てくれるが、落選した時は潮が引くように人は去って行く。雨宮さんは、その時でも尚黙々と私を支えて下さった。その時の有り難さは終生忘れられるものではない。社員皆さんの顔を見ると、お互い本当に信頼し合っているのがいい。新しい時代に向けてしっかり対応して行かれるでしょう・・・」と私は挨拶しました。中国とのビジネスも長いこと順調、その突先では私がお手伝いしたとのことも。
  余技として、雨宮さんは、ボーリングのプロはだし、日本で一番古いボーリングチームを率いています。中山律子さん含む多くの女子プロ選手などを育て、応援しています。

 

2018年

4月

14日

■ 与論島への青少年研修と感謝状

  先月末には、鹿児島県の「与論島」に200人余り日本とアメリカの小学生を合同研修に連れて行きました。私が会長を務めている財団法人「国際青少年研修協会」の年間行事の一つですが、この活動は実に42年間休むことなく続いております。これには当然受け入れ地元の皆さんのご協力と、当団体の努力の成果でもあります。今では多くの若い人(殆どは自ら子どものとき、この活動に参加した人たち、) が指導者、世話人として参加してくれます。
  今日は東京で、大きな飲み屋さんで、その盛大な「反省会」が行われました。痛飲の合間、ハイライトではこの活動の立役者たちに感謝状を差し上げ、これまでを感謝し、これからをしっかりお願い致しました。(4月2日 参照のこと)

2018年

4月

13日

■ 「志公会(麻生派)」大パーティー

  属する政策集団「志公会」(麻生派)のパーティが盛大に行われた。昨年から所属議員が更に増えたので、今回パーティの参加者は倍増し、7、8千人に及んだ。私の東京関係者にもたくさん後援して頂いた。
  安倍首相、二階幹事長ほか政界来賓者も賑わい、麻生氏言う「安倍政権のど真ん中に位置する」との自負と決意は揺るぎない。...

  もとより、現下の政治状況を楽観しているわけではない。今政府も自民党も、様々な具体的課題の下で、かつてない政治危機、支持率の低下、国民の信頼喪失に直面している。祝い事はそれとして、一層身を律して事態に当たらなければならない。

2018年

4月

12日

■ 国連改革議論

  自民党外交調査会。国連改革議論で元国連幹部 (事務総長補佐) 「長谷川祐弘」氏の講演を聞いた。「国連憲章」には日独伊などにつきいわゆる「敵国条項」が残っており、これを削除することは日本の国連改革の一つであるが、長谷川氏は今「寝た子を起こす」ことはない、むしろ「常任理事国入り」も含めてタイミングを見て、米国(トランプ大統領)の破壊力に掛けられないか、などの意見を貰った。

 

2018年

4月

11日

■ 韓国、竹島上陸を予告

  韓国国会議員団が来週、竹島に上陸すると予告したことから、急遽自民党の外交関係委員会が開かれた。中学校教科書に「韓国が不法占拠」と記述したことに反発したらしいとされているが、日本として厳しく抗議すべきことを政府(外務省)に申し入れた。
  いつものこと無視される、国際司法手続にまで言及すべしとの積極意見も出したが、とりあえず外務大臣の訪韓で厳しく抗議する。

 

2018年

4月

09日

■ アメリカの「銃規制」、成るか

  今アメリカでは銃規制運動が全国に広がっている。銃乱射事件が起こるたび、議論され、運動は起こるが、いつの間に消えて行った。3月、フロリダの高校で元生徒が銃を乱射し17人を殺したことで、友を失った女生徒らが立ち上がり、今全米で数百万のデモに広がってきた。政治闘争への大きな うねりにもなってきた。
  銃規制の議論はアメリカにとって、最も古くて新しく、かつ大きな問題。在米経験のあるものなら意外に身近い問題で、私も若い頃から、なんとかならないかと心から祈ってきた。...

  しかし行く手は決して楽ではない、というのが、作家、歴史家 「高山正之」さんの診立てである。

( 週刊新潮 4月12日号 「変見自在」)
  アメリカ人(白人)は大陸に入植以来、先住民、ヒスパニック、黒人奴隷などと休むことなく殺しあってきた歴史にある。リンカーンの父は祖父が銃なしで畑に出て撃ち殺されるのを目の前で見た。ワシントンらは大農園で黒人奴隷を使っていたが、銃を手放していたら即座に殺されていただろう。憲法修正第2条( 銃で身を守る権利保障 )ができたのは1791年、独立(1776年)して直ぐのことであった。今は平和に暮らしているようだが、白人たちは心の中ではいつ虐待してきた黒人らから報復されるか、恐怖し続けている。 殆ど毎週学校では発砲事件が起こり、ハイウェイでのすれ違い銃撃が頻発している。街を歩いても、車で走っても、いつ報復されるか、頼みは憲法修正第2条だけだ。狂った白人が乱射事件を起こそうとも、骨身に沁みた米市民は銃を手放す気分にはならない・・・

2018年

4月

08日

■ 朝倉市長選挙、「林裕二」氏立つ

  九州北部豪雨から9ヶ月、その災害からの復旧、復興目指して、朝倉市長選が始まりました。我らが「林裕二」氏(前県議会議員)が勇躍立候補しましたので、皆さま、総力でご支援お願い致します。

 

2018年

4月

08日

■ 佐賀県「神崎市」市長選、「松本しげゆき」氏

  佐賀県神埼市の市長選挙も始まった。自民党系候補は現職の「松本しげゆき」氏。松本氏とは個人的にも長い付き合いで、彼は国会に来ると、いつも私の事務所に顔を出して近況を届けてくれる。地方都市の苦労と喜びを情熱を持って訴えてくれ、私にとってもいい勉強となる。今回の選挙も大変厳しいものがあるが、選挙とは厳しければ厳しいほど、より立派な政治家を創ってくれると激励しています。
  急遽、神埼市まで夜に駆けつけて、個人演説会に飛び入り参加、200人ほどの応援者に必勝のお願いをしてきました。皆様、立派な指導者です、何卒よろしく、応援お願い致します。

 

2018年

4月

08日

■ 福岡県「嘉麻市長選」、「赤間幸弘」氏が出馬

  嘉麻市長選挙には自民党系現職、「赤間幸弘」氏が出馬しました。私は生まれが嘉麻市(旧山田市)で幼少の数年しか生活していませんが、赤間氏とは同郷の連帯感で結ばれています。今日は、選挙事務所を訪ね、選対役員を親しく激励しました。皆さまのご支援をお願い致します。

 

2018年

4月

07日

■ 開口と入学。真新しいスタート

  被災地 朝倉市の杷木地区、最も甚大な被害を受けた地域。元々の過疎化も手伝い、4小学校は閉鎖、この度 4校統合の「杷木小学校」が設立された。140年を超えるそれぞれ地域の歴史と伝統を率いながら、この子供達が、これからは新しい伝統、文化を創っていくのです。

  北九州市の私立「九州医療スポーツ専門学校」の入学式。国際色豊かな若者330人が入学し、柔道整復、スポーツマッサージ、整体医療、鍼灸、看護学等 専門科目を学んでいく。創立者水嶋章陽理事長は「士魂医才」、「治療よりも予防」という確固たる教育理念のもと今日の総合学園を築き上げた。私とは、古くからの付き合いになる。...
  私は平昌オリンピックを引いて、「金、銀メダルを取った選手も素晴らしいが、むしろ、勝てはしなかったが、5年も10年も懸命に努力してきた選手には、必ずや本当の成果がこれからの人生で表れる」と挨拶しました。更に『鬼手仏心』という四字熟語を以って、医療、治療の時は鬼の如く厳しく、しかし患者に接するには仏様のような慈愛の心を持って、という言葉で結びました。

2018年

4月

05日

■ 復旧から復興へ、「九州北部豪雨復興出張所」開所

  朝倉市、東峰村を襲った九州北部豪雨から丁度9ヶ月が経った。未曾有の大災害を受けた地元関係者全ての人々の苦労と努力は筆舌を超えている。その間、国、福岡県、朝倉市、東峰村の復旧、復興に向けての行政的連携と対策も、困難を極めつつ、一歩一歩進んできた。国、県、市の新年度予算も大方決定し、新しい取り組み態勢も整ってきた。
  4月5日、朝倉市杷木地区に国土交通省の地方組織「九州北部豪雨復興出張所」が新しく設置され、 主として被災河川の 復興事業 (赤石川、乙石川など国の権限代行、直轄砂防を含む) を扱うことになった。地元としては本当に有難いことで、明日に向かっての夢と希望がさらに身近なものと感じるようになる。
  私は式典の挨拶の中で、まず国、県、市行政の緊密な協力、連携に特段の感謝を示しました。最後に「森田俊介」朝倉市長にふれて、「今病床にある。氏が発災直後から不眠不休でどれほど頑張り、我が身を酷使したか。今年に入って痩せた風なので、市...長、大丈夫ですか、と声を掛けたが、元気な声が戻ってきた」との内話を披露して、そのご快癒を祈りました。(看板掛けは、小川県知事らとともに)

  式典後、担当所長らの案内で激甚の被災地の復旧状況を視察しました。

2018年

4月

04日

■ 「日本外交の敗北」か。中朝首脳会談(その3)

  少しくどいが、中朝首脳会談を先行されたのは、(私にとっては)非常に無念な思いであって、「日本外交の敗北」とまで書く週刊誌(「新潮」)を妙に説得的に感ずる。さらに外務省OBが「日朝首脳会談などに慌てるべきでない」(薮中元外務次官)と態々言うが、日本だけが金正恩委員長と会ってない日がくることを、暗に懸念しているかの口ぶりである。金正恩氏の対外活動は活発で、この時季に「東京オリンピックに出席する」とまでいうと、その言動はある意味計算し尽くされており、ただの暴君と舐めてはいけないことになる。対比して、米トランプ政権の人事など外交政策の混乱振りが一層気になるところで、早晩行われる日米首脳会談においては、拉致問題、通商問題などを含む安倍首相のトランプ大統領への同盟的助言と協力こそが重要となる。
  内政では、野党が相変わらず森友問題、新たに防衛省イラク情報問題などに血道をあげる。大事でないとは決して言わないが、内外国難の折り本当にそれでいいのか、が国民の抱く不安である。

 

2018年

4月

03日

■ 「与論島」にて、国際青少年活動

  「与論(よろん)島」は鹿児島県の最南端の小さな島で、地図では沖縄にくっついているようです。私は 「国際青少年研修協会」という教育組織(公益財団法人)の「会長」を長く務めていますが、この組織は42年間に亘って、日本人とアメリカ人の子供たち(小学生)を島に連れて来て、大自然の野外活動、座学など、寝食も含めて分宿、共同生活をさせ、ひいては将来の国際人を育てていこうという活動を続けています。今年もアメリカ人130人、日本人100人、インドネシア人数人、各国指導者や付き添いを入れて総勢300人近くとなりました。この大所帯が5500人の島で1週間の団体活動するのですから、島にとっては多分最大の年間行事となっています。この42年間に、実に1度の事故もトラブルも無かったというのが協会にとっても地元の人々にとっても大きな誇りであります。
  私はこの活動の責任者として一度は参加しなければとの年来の思いを、今年はようやく実現したものです。町長さんはじめ地元の名士ともゆっくり挨拶と懇親を交わし、年来のご親切に感謝したところです。内地( ! )では考えられないような美しい海岸、鍾乳洞などの古代遺跡、サトウキビ作りなど、最後は海岸でのボート競争で、全員がチーム対抗するなどは子供たちにとってきっと一生の思い出になることでしょう。私にとっても普段の生活とは余りの様変わりに、思い出深い2泊3日となりました。                  ( なお詳しくは同名、ホームページを参照下さい。)

 

2018年

4月

02日

■ 習近平氏「新安保構想」。中朝首脳会談(その2)

  中国の習近平国家主席が北朝鮮の金正恩委員長に会った際、「新安保構想」なるものを示したと言われている。現在朝鮮半島問題にはいわゆる「6ヶ国協議」があり、日米韓、中国、ロシアに北朝鮮が加わっているが、長く全く機能していない。今回の習近平構想の位置付けは不明だが、「6ヶ国協議」に代わるものとして、米中、韓国、北朝鮮の「4ヶ国平和協定」を念頭に置いたもので、結果日本を外すことに力点がある模様。一方日本が朝鮮半島管理には中国抜きで取り組みたかったのと丁度裏腹をなす。だから北朝鮮問題には米国が先手と主導権を取ることが日本にとっても戦略的に重要であると主張する所以である。

 

2018年

4月

01日

■ 電撃の「中朝」首脳会談

  森友問題で日本中が騒いだのは3月27日。実にその前日に北朝鮮の金正恩委員長は北京に赴き習近平主席と会っていた。その秘密裡の行動に世界中は驚いた。私は、遂にやられたかと、密かに落胆の淵に沈んだ。
  実に昨年8月14日と25日に私は「米朝対話」を実現せよ、そのために日本こそが米国の説得に回れと書き、爾来一貫して「米朝対話」を訴え続けた。時は北朝鮮がミサイルと核開発実験を露骨に繰り返し、米国との対決、世界平和への脅威が拡大する一方で、世界は国連安保理を中心に徹底した制裁圧力に邁進した。日本は制裁圧力の最先端にいた。
  私の本旨は、将来における東アジアの軍事、安全保障は常に中国の存在に左右され、中国の専横的膨張主義こそ絶対に抑えておくべきであるとした。北朝鮮と中国の関係は最悪とされていたその時、米朝関係をいち早く改善し、北朝鮮に米国のコミットメント(関与)と主導権をしっかり築いておくことが戦略的に極めて有益であるとした。北朝鮮が中国と離反して...いるその間こそが絶妙のタイミングであり、仮に北朝鮮の「核保有」問題で多少譲歩しても米国と日本が核査察を徹底すれば、この国は十分に管理出来るというものであった。
  「非核化」の原則に拘わり過ぎたのが今回タイミングを失する最大の原因であった。
今年1月9日、韓国文ジェイン大統領がオリンピックに託(かこつけ)て南北首脳会談を発表した。米国、日本ではこれが米韓、または日米韓の民主的連携を乱し、相互を離間するとして文氏を非難する声が支配的であった。私は、むしろ文大統領の決断を評価した。現にこれを機に南北関係、米朝首脳会談、金正恩氏の訪中と一気に事態が展開し始めた。文ジェイン大統領の決断力と胆力を認めざるを得ないし、今や日本外交は「後れを取った」、「外された」という誹(そし)りを受けたり、失ったものの大きさを自戒する日が来ることを、私は懸念する。
  更に電撃的金正恩訪中で分かったこと、例の国際的制裁圧力においても、米国と日本はしきりに中国の協力が不可欠と北京詣でに血道をあげてきたが、中国(やロシア)が本気で制裁に与するはずはない、と言うのが私の一貫した立場であった。今漸くトランプ氏も安倍氏も中朝「血の結束」に遅ればせながら気付いたかと思う。

  <引かれ者の小唄> という言い回しがある。私のような議員が発言しても、それが外交政策に直ちに影響を与えるものではない。然し、やはり言わなければならない、何故なら、私は身も心も国家に捧げているのだから。

2018年

3月

28日

■ 遂に「証人喚問」、森友問題

  衆参両院 予算委員会にて森友問題の「証人喚問」が行われた。証人は佐川宣寿 財務省元理財局長 (前国税庁長官)。元官僚として論旨明快、そつなく質疑に対応した。国有土地の価格 交渉への安倍首相、麻生財務大臣ら政治家、更には秘書官、昭恵夫人らの関与は無かったということで概ねの心証は得られた。一方いわゆる公文書書き換えについては野党と世の中の疑問に十分応えたとは言い難い。佐川証人は、「刑事訴追中」を理由に詳細証言を拒否しつつ、書き換えは専ら「理財局内」のこと、いつ、誰が、誰の指示等については専ら司法の中で処理されると一貫した。なお、国会の証人喚問とは言え、刑事訴追に影響はさせないという司法人権の原則は守られたことになる。
  最大の政治的懸案の佐川前局長の証人喚問は実現したので当面の政局は前進するはずであるが、決裁文書書き換え問題は、野党と国民世論には不満を残し、しばらく議論は後を引く。また今後理財局内で本当の実行責任者を探すとなると、実は結構深刻な作業となる。
  ただ政局的に見れば一応ヤマを越したと言える。今後政治は、内閣支持率、政党支持率の闘いとなる。

 

2018年

3月

27日

■ 苦節から甦った、高梨選手

  スキージャンプの高梨沙羅選手、「サラちゃん」と今、知らぬ人はいない。平昌オリンピックでは銅メダルを取った。そして、オリンピック後の世界選手権では久しぶり、世界一を2度跳び、これで世界チャンピオンは55勝、男女合わせても圧倒的な記録を作った。
  2年前まで、サラちゃんは連戦連勝、跳べば優勝、向かうところ敵なし、全ての競技会は彼女のためにあった。唯一、ソチ大会で失速した。
  変調は去年1年、彼女を襲い続けた。出ても出ても勝てない、国内でも勝てなくなった。平昌を目前にしてそのスランプは極度に酷くなった。平昌の本番、それでも本人と全ての日本人の祈りが届いたか、漸く3位に滑り込んだ。人間には浮き沈みはある、しかし彼女ほどの浮き沈みは珍しい。頂点を極め、ピークを知った者にとって、どん底に喘ぐことがどんなに辛く厳しいものか、社会の目も残酷であった。あの1年をよく耐えた、と私は思う。
  オリンピックが過ぎ、風向きが変わったか、あの1年間の苦悩と我慢が、遂に勝負勘を戻してきた。「1勝することがかくも難しく、勝利の味はかくも甘やかだった。オリンピックの金メダルは逃したけれど、1勝の重みに気づいた彼女こそ今真の勝者と言えるではないか」と「日経新聞」は書く。サラちゃんは、挫折とどん底にいる多くの人々にどんなにか勇気付けた。

 

2018年

3月

26日

■ 戻ってきた「奇跡の」学校門柱

  松末(ますえ)小学校講堂は土砂と瓦礫でほぼ壊滅し、学校正門の校名門柱も土砂とともに流出した。数日後この門柱は佐賀県白石町で見つかった。実に70キロ、筑後川を通って有明海に流れ込み、海流に任せてついに白石町に辿り着いたもの。墨痕の「松末小学校」は夥しい瓦礫の山から奇跡的に見つけられた。
  かくして今日は、その学校門柱(と公民館の看板)の引き渡し式となった。白石町の町長、議長ら一行が小学校を訪れ、厳かに看板の除幕と引き渡しが行われた。
  大災害からの復旧と復興を象徴するような明るいニュースでした

2018年

3月

26日

■ 朝倉の豪雨災害。小学校の閉校式

  昨年7月5日の大水害、9ヶ月になろうとしています。朝倉市杷木地区の小学校は4校とも閉鎖して「新生 杷木小学校」に統合することになりました。そのうち2校の閉校式が行われました。寂しいけれども子供達にとっては、また新しい飛躍の場所ともなるのです。私はいずれも挨拶に立ち、この学校で学んだこと、大事な友達がたくさん出来たこと、何よりも豪雨災害という稀有な体験を耐え抜いたことはこれからの人生に役立つことなどを易しい言葉で話し掛けました。
  少子化と過疎と災害で学校の再編はやむを得ないことですが、この子供たちが力強く成長することを切に祈ります。

 

2018年

3月

25日

■ 自民党大会

  自民党大会が開かれた。様々ある中で、安倍総裁(首相)も非常に元気よく、素晴らしく盛り上がった大会でした。平昌オリンピックの高木美帆選手、「昴 すばる」の歌手 谷村新司さんらが花を添えてくれた。

 

2018年

3月

23日

■ 〈森友事件〉には、どう考えるか

  森友事件で連日騒がしい。あらゆる報道が掛かりっきりである。野党、マスメディアは政権、自民党が悪いと決めつける、政権、自民党はもっぱら防戦に回る。昨年初めからもう1年を超える。自民党議員として思うところは複雑である。昨年2月、予算委員会で安倍首相が「少しでも関与していれば、総理も議員も辞める」と答弁したが、私も目の前でさすがにびっくりした。無実には自信があったこと、あの場面でははっきり言い切った方が説得力があると思われたのだろう。(正直、この言葉は後で厄介になると皆直感したものだ。)
  土地代9億円が8億円値引きされたということには、余程の合理的理由が必要になる。埋設された廃棄物の撤去費を買主側(学園)が負担するからというのが理由だが8億円を積み上げるのは容易ではない。籠池夫妻と関わったのは昭恵夫人の不運、または不徳と言わざるを得まい。また籠池夫妻を刑事訴追したのは、良かったかどうか、もちろん司法、検察の問題だが今後も厄介問題として残る・・・。
  今年2月になって、終わったと思っていた森友事件は衆議院予算委員会で再燃。そして3月、予算委員会が参議院に移るや、朝日新聞の公文書書き替えすっぱ抜きを機に、(土地価格問題から離れて)、公文書取り扱いに焦点が移った。財務省近畿財務局(「近財」)で作成した報告書(公文書)がいつの間に大幅に書き換えられていた。その書き替え(改ざん)はいつ、誰がやったのか、に関心が移った。あり得るとすれば、8億円の値引きを説明するに政治家や昭恵氏や財務省本省などに不利とならぬよう配慮したことだけは推測出来る。が皮肉なことに、原文書には違法たり得る内容が書いてあるわけではなかったが、書き替えたことで、却って(あらぬ批判から逃れようという)近財の思惑が見透かされ、さらに公文書手続きが違法ということになった。この違法行為を誰が、何故、誰の指示でやったのか、その当事者捜しが焦点となり、3月27日の佐川元理財局長の証人喚問(衆参予算委員会)に国中の耳目が集まることになった。
  敢えて私見を述べるなら、普通公文書決裁の手続きに政治家や上級官僚が関わるものではない、そもそも彼らに公文書を扱う手続きへの認識も動機もない。それは近財が単独で、または本省財務省と連絡とって、良かれしと思って行動したことで、文字通り「忖度(そんたく)」という最も日本的な行動ではなかったか。阿吽(あうん)の呼吸の中で、担当者らが、例えば国会答弁に矛盾しないよう、少しでも累が及ばぬように配慮したものだったか。(「忖度」とは常に「下位の者が秘かに行うこと、上位の者は認識しない」。「惻隠(そくいん)」の対語といえる。)(藤原正彦『管言妄語』「週刊新潮」3月29日号参照)
誰が書き換えたかは、実は難しい、まず真相解明に全力を尽くすことが必要。特定個人かも知れないし、組織的行動かも知れない。ただ仮に特定されたとして、それで案件全体が落着するかは必ずしも見通せない。国民の怒りは非常に高まっている。政治がおよそ国民の信頼に依るものとしたら、政治の側はその信頼を取り戻すために如何なる選択も覚悟しておかなければなるまい。

(尚、本件、安倍政権と対決するために、財務省側が秘かに仕掛けた大技であるとの俗論さえあるが、考慮に値いしない。)

2018年

3月

12日

■ 楠田太宰府市長 来訪

  楠田大蔵 太宰府市長が市長就任の挨拶に来訪された。市長選挙からひと月半になる。お互い万感を踏まえての面会となった。楠田氏とは衆議院選挙で都合7回戦った。その前の1回は、御父君 幹人氏と私は戦った。今度の市長選も事実上、その延長上にあって、いわば私と楠田氏とは終生の政敵であった。
  しかし、今度はともに力を合わせて、我らが太宰府を、福岡県を盛り立てて行こうとなった。大同団結である。民主主義とはそういうものである。人間や人格に不満があるわけでない、ただひたすら政治的主義主張と、持てる全てを競い合うことが民主的選挙である。戦い終えれば元の人間同士に戻ることは些かも不思議でない。楠田氏と私は、親子の世代差にあり、他に争うものは何もない。
  堅い握手で初めての会見を終えた。

 

2018年

3月

11日

■ 「五ケ山ダム」竣工、同じく3月11日に

  福岡県那珂川町を中心に福岡市、佐賀県にまたがる「五ケ山ダム」が竣工した。調査を始めて40年、工事を始めて30年、本当に大きく困難な工事でした。福岡県は天然環境からも水管理の難しい所、歴史的にも渇水と大水害を繰り返しています。治水と利水を目指した決定的解決こそこの五ケ山ダムでしたが、その行程はもちろん易しいものではなかった。国土整備は何事も、国と県と自治体との総力戦であることを感じます。
  私も地元の国会議員として、直接間接に深く関われたことに誇りを覚えます。平成21年、総選挙で政権が自民党から民主党に代わった。民主党政権は全国のダム群を中止、廃止するという方針を出した。私は野党、落選となったが、その工事継続を国交省に懸命に訴えたこともありました (一時中止、直ぐ復活)。

 

2018年

3月

11日

■ 3月11日、東日本大震災7年目、市民合同慰霊祭で

  今日は東日本大震災の発災7年目に当たる。思い出すだに悲しくも辛い気持ちに覆われる。その日、その時間、私は丁度東京から福岡に戻る飛行機の中にいた。福岡空港に着いたところ、異様な雰囲気だったので何かあったのかと係員に尋ねた。何か酷いことが東京の方で起こったらしいです、みたいな返事だった。
2週間くらい経った頃、東京の秘書らと何人かで東北の被災現場に向かった。高速道路は通っていたが混乱の中にあり、自衛隊のトラックが登り下り、せわしなく走っていた。福島県では進入規制が厳しく、何とかいう海岸には着いた。津波の現場には息を呑んだ。浜にある建物の屋根に漁船が取り残されていた。テレビでは見ていたが、実物は本当に言語を絶した・・・・
  悲しい現状が報道される。この人たちにとってこの7年間はどんなであったろうか、家族を5人も失くした人、妻を夫を亡くした人、父亡き後に生まれた子・・・慰めの術もなく、しかし彼らは間違いなく立ち上がろうとしていること、雄々しくも。

  筑紫野市役所広場での市民合同慰霊式典に参列しました。1分間のサイレンと黙祷では、16000の死者と2600の行方不明者のせめてもの思いに伝わればと、懸命に祈ったものでした。

 

2018年

3月

10日

■ 東峰村の木材を東京オリンピック・ビレッジに

  2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは選手や関係者のために選手村(ビレッジ)が作られるが、その際東峰村の木材が使われることになった。昨年にその一般募集があり、途中7月5日には九州北部豪雨災害が起こった。東峰村の山や道路、河川は大きな被害を受けた。今その災害から懸命の復旧復興の過程にある。
  私は村長らと語らって、地元の元気付けのためにこのオリンピック企画に応募したところ、昨年11月、激しい競争を経て当選を果たした。晴れてわが東峰村も、全国60余の自治体とともに、東京オリンピック・パラリンピックに参加することになった。東峰村の銘木を世界からの選手、お客さんに見てもらうこと、さらに東峰村があの災害から雄々しく立ち直っている様子を全国に知らせることが出来る・・・様々な意味を込めて、このプロジェクトは本格的に動き始めた。
  今日は渋谷村長を中心にした「東京オリンピック参加の木材実行委員会」が立ち上がり、私も役員として参加、今日はその旨を役場にて正式に記者会見、発表しました。

 

2018年

3月

09日

■ 「岡本行夫氏」語る。米朝対話、始まるか。

  高名な国際政治学者 「岡本行夫氏」が自民党外交調査会で講演された。世界情勢について、それぞれ近現代の史実を踏まえて、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平主席、北朝鮮の金正恩委員長 はいずれも2030年以降も政権にある、ロシアはいわばスターリン時代へ、中国は毛沢東時代へ、北朝鮮は朝鮮戦争前に戻ろうとする、いわばこれら非民主国家では「復活=先祖返り」を目指した新しい「独裁政治」に向おうとしている、とのユニークな分析と解説をされた。
  韓国の仲介による米朝接触については、北の非核化は信用してはいけない、米国ワシントンへの核攻撃の完成(ミサイル13000キロ、核弾頭小型化、大気圏再突入技術)までもう一息、それまでの時間稼ぎであって、日米は今後とも制裁圧力に徹すべし。米朝が武力で衝突する確率は15%など。
  日本の防衛はミサイル防衛を強化し、発射基地先制攻撃もあり得る、核開発はしてはならない、と言われた。
*************
  なお私が「米朝対話」について、岡本氏と異なりもっと積極評価しているのは既報の通り。実に今日、トランプ大統領は韓国特使の報告を受けて、米朝首脳会談を受けて立つとさえ明言した。

 

2018年

3月

07日

■ 有馬朗人 元東大総長、次世代エネルギーを語る

  自民党資源エネルギー調査会、次世代エネルギー委員会では元文部大臣、元東大総長 有馬朗人(あきと)先生をお呼びして、日本の教育、次世代エネルギーなどについて講演して頂いた。先生はほぼ1時間、日本の科学技術が遅れ始めていること、国の高等教育費が他国と比べて非常に少なくなったこと、教育政策に対して政治の力こそ必要なこと。
  軽水炉型原発が終わりつつあるが、再稼働を急ぐこと、次世代原子力発電には「溶融塩炉」こそが使用済み核燃料を処理するという利点を持ち、すでに米中初め多くの国が実用レベルに達しており、日本もその開発を急ぐべし 等々・・・・本当に血を吐くような熱弁をされた。87歳というご高齢で、なおその激しい気迫と日本の将来に対する危機感については、我々今の政治家にとって直ぐにでも立ち上がらねばという強い使命を植え付けられた。

 

2018年

3月

06日

■ 柔道、レスリング・・・少年たちに未来を託す

  およそスポーツ大会への出席は、仕事柄頻繁です。青少年大会も頻繁です。柔道もレスリングも、むしろ自分でやりたいくらい、気持ちが高揚します。学生時代、本気で打ち込んでいたことを思い出します。

レスリング「三井ラビット杯福岡大会」(筑前町)...
柔道「スポーツひのまるキッズ九州大会」(粕屋町)

『国歌斉唱には大声で歌うこと、日本人として生まれたことに幸せを感ずること、
お父さん、お母さんに感謝すること、
試合では全力を尽くすこと、最後の1秒まで諦めないこと、
勝負は勝つことも負けることもあること、「勝って反省、負けて感謝」、
友達と仲良くし、立派な日本人になること、
2年後の東京オリンピックも目指せること・・・』

などを、私はいつも挨拶することにしています。この少年たちが必ずや明日の日本を引っ張ってくれます。

2018年

3月

05日

■ 「博多万能ねぎ」、出荷40周年記念

  「博多万能ねぎ」は福岡県朝倉市の特産品で、命名され出荷されたのが40年になります。朝採れて飛行機で運びその昼には東京で食べられる、「空飛ぶ野菜」として全国区となり、爾来変わらず年20億円の売り上げを続けています。「万能」とは、健康にも特に良い、「医者要らず、医者知らず」との意味もあり、今後とも発展を目指しています。昨年7月の豪雨災害ではかなりの被害を受けました。
  御多分にもれず(コピー的)競合商品も多く見られ、私も来賓挨拶の中で「気を引き締めて、油断せぬように」と忠告しておきました。

 

2018年

3月

04日

■ 米国鉄鋼関税上げ、貿易戦争への引き金か

  米国トランプ大統領が輸入規制、鉄鋼25%、アルミ製品10%への関税引き上げを発表した。本音は中国との貿易赤字がひどくなり、その一番の原因が鉄鋼の輸入である。中国の鉄鋼生産量が圧倒的でかつその低価格が国際価格を引き下げ、米国の国内産業を損っている。中国だけを狙う訳には国際ルール(WTOなど)上許されないので、世界中を相手に発動する。我が国への悪影響も大きいし、当然日本も米国には抗議した。中国、EU などはすでにWTO上の報復措置などを準備始めた。これが世界中の貿易戦争の引き金になるかも懸念する。
  「アメリカ・ファースト」の経済版である。トランプ大統領は、まず自国の内政が大事であって、自由闊達に方針を出す。国際社会への影響は甚大だが、それはお構いなし、二の次、三の次。大国のリーダーたるもの、普通は次元の高い説明をしながら、実は実利(国益)を稼ぐものであるが、トランプ氏の場合、全て思いついたまま、非常に分かり易い。外交、安全保障ばかりでなく、いよいよ通商経済にも及んできた。この傾向は、米国秋の中間選挙に向けて、一層強くなる。
  トランプ氏の指導者としての精神力と実行力には敬意を表するが、同時にこの大統領で本当に大丈夫かというのが、当選以来彼に持つ、私の懸念である。

 

2018年

3月

02日

■ ヨーロッパ大使との懇談会

  英仏独伊露5カ国への(駐箚=ちゅうさつ)日本大使が帰国中で、自民党では大使らの報告と議員との意見交換が行われた。これら主要国大使らの報告は最も生々しく、新聞等一般情報とはまたかけ離れたもので、彼らの日頃の苦労と生の情報の大事さを改めて感じることとなった。英国のEU離脱の手続きは本当に大変だという、ロシアの大統領選挙で楽勝かと思ったら、プーチンはそれでも必死に選挙運動をしている、ドイツのメルケルは連立工作に予断を許さない・・・何処の国も外交内政、楽なところはないということです。

 

2018年

2月

27日

■ 医療専門誌『集中』誌、「特別賞」受賞

  月刊誌「集中」の発刊10年記念大会において、私は「特別表彰」を受けました。「集中」誌は広く医療福祉を専門に扱う月刊誌ですが、その編集はあくまでも厳正な規律のもとに行われ、政権、医師会などともある時は攻め、ある時は守り、ジャーナリズムの原点を頑なに守り抜こうとする尾尻佳津典 編集長の編集方針に依るものと考えられます。

  同誌の活動の一環として「医薬と医薬品の未来を語る会」を3年前に発足しました。私も責任者の1人として参加しましたが、医療福祉問題について、広く情報を集め、積極的な政策提言を目指して、活発な活動を続けています。

 

2018年

2月

26日

■ 政治オリンピック終わる、「米朝対話」に努力せよ

  平昌オリンピックが終わった。競技も面白かったし、日本選手の活躍も事前の期待を大きく超えた。それでも北朝鮮の政治的言動は他を圧した。開会式には金正恩の実妹金与正氏が出て来て韓国文ジェイン大統領と会った。北への訪問を正式に招いた。米副大統領マイク・ペンス氏との秘密接触も予定していたがドタキャンした。閉会式には北朝鮮は軍人を送り、米国はトランプ大統領長女イヴァンカ氏が出席、米朝極秘接触は続いている模様。
      米朝は韓国、文ジェイン大統領を介して実質的に交渉局面に入ったと言っていい。北朝鮮こそが終始攻勢をかける、現場での米朝接触も主導権を握る。代表軍人は「米朝対話に十分用意がある」とさえ言い残した。一方の米国は北朝鮮の「微笑み外交」は陽動作戦と見て受け入れない、中露の洋上船舶を規制強化し、NPR(核戦略見直し)を発表し、米韓軍事演習の再開を予告する・・・

≪北朝鮮問題に本格解決はあるか ≫ 北朝鮮は非核化へのコミット(約束)は多分、絶対しない。米国は非核化へのコミットこそ対話への絶対前提とする。両者に妥協点は無い。今後競り合いは延々と続く。米国は制裁と圧力を強化する、日本は当然、圧力強化で米と同一行動をとる。

  しかし敢えて言う、例えば米は北の現状(核保有)はやむなく認めつつも完全凍結、不拡大への完璧な査察強化などがとれないか。少なくとも米朝一方の先制攻撃の可能性は、(極端な偶発事故を除けば)非常に少なくなった。日本にとっての最大の危機は武力行動があった時の潜在被害の発生とすれば、その危機は去ったといえる。米国と離れて日本独自の立場があってもいい、少なくとも米朝対話を推進することを躊躇することはない。粘り強く米国と北朝鮮の説得を務めるべし。
      実は東アジアの平和と安全にとって中国の膨張と覇権主義があることを片時も忘れてはならない。北朝鮮の脅威は大事だが、中国の持つ真の脅威は比類なく大きい。そこで米朝路線を正常化することは、実は米国を東アジアの安全保障に引き続きコミットさせておくためには必須な条件である。日米同盟も米韓同盟も、米国の東アジア関与は、朝鮮戦争のいわゆる休戦協定(1953年)に依るとされており、仮に北朝鮮問題が解決された暁(平和条約)には米軍が存続する根拠さえ失くすことになりかねない。
      日本の安全保障は、今後とも日米同盟を主軸に置きつつ、自主防衛と国際平和への主体的行動を強化することにある。オリンピックの熱戦は終わったが、本当の戦闘はこれからである。

2018年

2月

25日

■ 安西均(あんざい ひとし)の生誕記念式典

  現代詩人、 日本現代詩人会会長「 安西均」の生誕100年を記念して、生まれ故郷 筑紫野市では詩作品発表会が行われました。小中学生を中心にたくさんの作品が応募されました。なお、川崎市在住のお孫さんが来賓として、思い出話しを披露されました。

 

⭕️受賞作(一般の部)
「玄関の戸を開けて」
九州産業高校 2年 鎌田祐実

 

渡り鳥が住処へ帰るように
勤めを果たした男が今
あなたの元へ帰ります
とんとん
というまな板と包丁のしゃべり声
くっくっ
という鍋の笑い声
幼い子供二人がつまみ食いを企て
あなたがそれを叱るのです
ああ
ただいま、

 

2018年

2月

23日

■ 地元農協、全国表彰

  筑紫野市 馬市地区農業法人が麦作によって全国表彰を受けました。福岡県は全体としても、麦作の非常に盛んな所です。

 

2018年

2月

22日

■ 〈2020年3月21日〉、『Wood Legacy 国際大会』を開催へ

  「木の総合文化(Wood Legacy)推進議員連盟」の役員会を開き、再来年2020年、東京オリンピックの年、3月21日に東京において「Wood Legacy 国際大会」を開くことを確認しました。昨年は木の総合文化について議連を立ち上げ活発な活動を進めていますが、改めて「国際大会」の開催への準備を加速します。毎年「3月21日」は国連の「森林デー」として世界各地で記念イベントが行われていますが、2020年には日本に誘致することが決まっており、然らばこれを機に、およそ木の持つ機能、特性を国際的に確認して、 社会、文化、伝統、環境、経済、産業ひいては国際平和にまで広げようとする遠大な計画です。日本の伝統技術を世界に訴えるまたとない機会でもあります。しかしいざ実現となると、急がなければあと2年では時間が足りないとなってきました。

(写真は、衛藤征四郎会長、私幹事長、役員ら)

2018年

2月

21日

■ 「豪雨災害復興支援物産展」自民党本部中庭

  朝倉市、東峰村を襲った豪雨災害から7ヶ月半、福岡地元は懸命に復活、復興に努めています。今日は自民党本部の中庭にて「豪雨災害復興支援・福岡物産展」を催したところ、厳しい寒さと小雨の中でしたが、恐らく延べ1000人強、びっくりするほど多くの賑わいがありました。福岡県民の熱意と自民党組織など世の中の支援体制には本当に有難い限りでした。地元福岡県からは小川県知事、渋谷東峰村長、自民党県連の蔵内会長ら県議団総勢20人余、農協組合長ら販売担当・・・、自民党東京サイドからは二階幹事長始め役員、麻生財務大臣、松山国務大臣ら、横倉世界医師会会長、福岡県出身議員はほぼ全員、お蔭で販売物産はほぼ完売という報告を受けました。これを一つの契機として、地元復興対策を一層加速すべく努力する所存です。
  なお、この物産展、昨年発災直後、党本部に被災者グループを何度も連れて行くうちに、二階幹事長から発案され、地元柄 私が事務を担当しました。自民党中庭では各県の物産展が時折り行われていますが、実はいつも客が少ない、寂しい限りです。今回私の事務所が東京在住者、福岡県人会らにも徹底声を掛けたことが奏功したかも知れません。朝出勤の時は、冷たい小雨に客の出足を大いに心配したものです。

 

2018年

2月

19日

■ 日本男児、オリンピック頑張る。それを支える人々。

  平昌オリンピックも終盤に。日本選手たちも連日大活躍、テレビ、新聞も大いに賑わう。私たちの日常挨拶もつい明るく、そこから始まります。全ての国民が幸せそうで、スポーツの大きさ、オリンピックの迫力を改めて思います。
  金、銀メダルの羽生選手、小平選手などはとりわけ本当に凄い。そもそもこの舞台でメダルを取ること自体、本当に大変なことでしょう、想像も出来ませんが、私はそれ以上に、あの緊張感、全ての国民が祈っているというプレッシャーの中で堂々と演技し、最高の結果を出してみせる、その人間力、平常心を保つ精神力にもっと強い感銘を受けるのです。自分なぞは、前の晩に潰れるのではないかと心配してみたり・・・
若い選手たちのその努力と精神力に心から敬意とありがとう、感謝さえ覚えます。

  そして『相沢孝夫さん』、長野県松本市の相沢病院長。小平奈緒さんが信州大学を出て就職目指すもどこも雇ってくれない、相沢院長は小平さんの必死さを買って病院職員として採用、競技活動も認めてくれた。遂には遠征費など年1000万円も出してくれるように。相沢さん、「自分の給料を半分使っただけです」。
  バンクーバー、ソチのオリンピックを経て、小平は着実に実力を上げて来た、そして、この2年間、スケート王国オランダに留学、長期出張扱い。そして無二の親友石沢志穂さんをサポーターに雇いあげてくれて。丁度10年経って、今回の大輪の金メダル、「大人しい小平が頼みに来た以上、余程必要だったのだろう。私は一度も勝てとは言わなかったですが。」と相沢さん。
  人に歴史あり、どんな事件でも、必ず物語があるものです。

 

2018年

2月

17日

■ 衆議院予算委員会、岡山市に出張

  衆議院予算委員会は「地方公聴会」のため岡山市に出張しました。予算委員会は国会での審議が一巡した段階で地方に出掛け、地方の関係者と意見交換する機会を設けます。予算委員長以下議員10数人で岡山市に出張し、県知事、市長らと質疑応答することで、国の予算編成がより多角的チェックが図られることになります。先立っての市内見学では、来たこともない他の都市の特色に大いに学ぶところがありました。 (岡山駅前 もも太郎像、岡山城遠景)

 

2018年

2月

16日

■ 安倍首相に太宰府天満宮「梅の使節」

  首相官邸を訪れ、太宰府天満宮 西高辻宮司らとともに天満宮の梅の花を安倍首相に届けました。今年は例年より寒気が強く梅の開花も遅いということで、この蕾は明日以降、一気に開花します。北朝鮮や予算委員会などで連日大活躍の安倍首相ですが、「これでまた元気が出る」と喜んでおられた。宮司からは庭内の梅味、巫女さんからは地元のバレンタイン・チョコが贈られました。

 

2018年

2月

15日

■ 朝鮮人の「強制」徴用は無かった

  飯塚市の公営霊園の一角「国際交流広場」に旧朝鮮人慰霊碑があり、第二次大戦中の炭坑労働に「強制的に」徴用された朝鮮人の墓であると明記されている。往時地元の炭坑には数多くの日本人も斉しく徴用されており、朝鮮人だからと差別的に強制されたものは断じて無かったのだが、この霊園では敢えて「強制連行」を強調した極めて意図的かつ政治的記述となっている。戦後の歴史認識の中で近隣諸国の行う反日運動の一環としておこなわれており、市当局や地元良識派との間で長年の紛争の種となっている。以前自民党の委員会でも取り上げたことがあるが、今回私は飯塚市訪問を機に現場の案内頂いたもので、今後更に検討を進めなければならない。

 

2018年

2月

13日

■ 建国記念日、「自信と誇りを取り戻せ」。

  2月11日、建国記念日。飯塚市の建国記念大会に呼ばれて記念講演をしました。わが国の建国は他国の独立記念日などと異なり遠く神話時代がその起点で、神武天皇から始まり今年で2678年を数えるとされている。天皇家とともに我が国は一度として絶えることなく続いてきたことは世界で極めて珍しく誇るべきことです。明治6年に「紀元節」となり、昭和41年に「建国記念日」と定められました。(なお国旗国歌法は平成11年制定)
国の成立を祝い、祖先や先人達を敬い、この国に生まれたことに感謝しつつ、更に国の平和と繁栄を誓い合うのがこの日であります。
  然らば、今我々は本当にこの国を心から誇れるか。経済、財政、安全保障・・・はたまた慰安婦問題、南京事件、東京裁判、ユネスコ記憶遺産、尖閣諸島、東シナ海、歴史戦、情報戦、北朝鮮、中国の跳梁・・・問題は余りに多い。これからの日本人には多くのことが残されている。

 

2018年

2月

09日

■ 夢のエネルギー〈溶融塩炉〉を研究す

  自民党「資源エネルギー戦略調査会」の「新型エネルギー調査会」で「溶融塩炉」(MSR)の開発研究会。軽水炉型原発の後に続く第四世代原子力エネルギーとして溶融塩炉の開発を目指しています。放射性廃棄物を殆んど発生せず、かつあらゆる原子力発電の知見や安全集積を駆使することで「夢の原子力エネルギー」とも呼ばれています。私はこの6~7年、専門家グループと一緒に検討を続け、昨年、ようやく自民党の正規の検討組織で扱うことになりました。産業界、文科省、資源エネルギー庁、大学関係、国際組織の支援も受けています。次回は推進者の有馬朗人博士(元東大学長)の講演も予定しています。