■ ブラジルの歴史と今(その3)

  飛行機までの間、サンパウロ市内を観光しました。ヨーロッパ列強が植民地争奪で争った14世紀、南アメリカをスペインと分け合ったポルトガルが、ブラジルを得た。ポルトガルは国教カトリックを通じて先住民を平定し、全国に教会群を残した。サンパウロ市は植民のスタート地にあたり、「聖教会」はブラジルの始まりとされている。聖人パウロを祀り、また先住民教育を目指した学校(「コレジオ」)の発祥地でもある。
教会内に入り、聖なるミサも見学させて頂いた。

  なおかくも聖なる場所でありながら、ひろがる公園周辺には浮浪者やホームレスが溢れており、観光客に纏わり付く者もいる。当局はその処理にも手が回らず、レアル下落、高インフレなどこの国の経済、財政の苦境を表しているとの説明がなされた。