■ 北朝鮮、イランなど国際情勢、激動

 ◉ 国内の政局は収まりつつある。野党の一斉審議拒否は昨日の本会議出席で終わった。長きのゴールデン休暇も含めて、野党も少しは働かなければ国民からいよいよ見放されてしまう。
  この間国際情勢は文字通り激動している...。

 ◉ 米朝首脳会談は6月初旬に、場所は38度線も含めて選択とか、今や「完全非核化」の中身とそのスケジュールについて詰めが行われている。ボルトン氏(補佐官)やポンペオ氏(国務長官)も行ったり来たりしている。完全非核化と経済制裁解除との先後関係がポイントである。

 ◉ 日中韓首脳会談が東京で行われる。北朝鮮問題が中心だが、経済、通商問題その他も大事である。
中国は相変わらず日本の尖閣諸島の領海、接続水域への侵入を連日続けており決して許してはならない。首脳接触の機会にこそ厳しく抗議すべしと私は言い続けている。竹島問題も然り。

 ◉ 北朝鮮の金正恩委員長が再び中国を訪問し習近平主席と会った。6月の米朝会談を前に中国の後ろ楯を頼みに行ったと見られる。習近平氏はその後トランプ氏と電話会談を行った。
  中朝接近が、将来中国の覇権的動きにどう影響するかを見ておくことが必要。東アジアにどう影響するか、朝鮮半島(統一問題など)への影響、(朝鮮戦争の終結との絡みで)米軍の扱いなど、日本の外交、安全保障にも致命的に影響する。

 ◉ トランプ大統領がイランとの6ヶ国核合意から離脱すると発表。仏独英の西欧諸国の懸命の説得にもトランプ氏は応じなかった。イランへの経済制裁が始まり、中東情勢もまた一変する。
  何もわざわざといつも思うが、トランプ流とは選挙公約は守る、オバマ政治の否定、秋の中間選挙を意識する。しかし米国の決意は無視できない、北朝鮮との非核化交渉への影響も大きい。外交は素人なるが故に今やなんでもやるが、それが上手く行くとしたら、天晴れと言える。石油価格の高騰を含め、日本への影響も大きい。