■ オクラホマ州「タルサ市」嗚呼、両親の墓参り

  テキサス州の右肩にあるのがオクラホマ州で、そこにタルサ市(Tulsa)があります。人口30万人。実に55年前、私は留学生としてここの高校(エジソン高校)に通い卒業しました。シャクレット(Shacklett)というホスト家族に1年間世話になり、今回もその一員で同年のカーチス夫婦に大変な歓待を受けました。自宅は私の育った家がそのままです。タルサへの里帰りは20年ぶりです。
  まず父母と仰いだ「シャクレット夫妻」の墓参りをしました。故郷を離れた異国の少年を、いかに慈しみ育ててくれたか、私は終生、この二人を「本当の親」と敬愛しています。
  暖かい陽射し、広大な緑の中で、父母は眠っています。私は長い間芝生に佇み、遠き日々を追憶し、またその後の人生をしっかりと報告しました。父はいつも冗談っぽく、落ち込む私を鍛えてくれました。母は、限りなく優しく、学校のこと、友人関係のこと、健康のこと、父とは別に何でも相談出来たのです。それを踏まえて、母は後日私の一代記『Yoshi Doodle came to town』(「ヨッシーが町にやって来た」)を出版してくれたのです。