■ 「化学兵器」は使われたのか。シリア大使激白

  中東シリアの情勢につき、駐日シリア大使と意見交換する機会を得た。現下のシリアは非常に複雑な様相にある。( 正直、私は何度聞いても、十分理解出来ていない。)
  アサド政権はロシア、イラン、イスラム系シーア派などに支援を受けつつ、多くのテロ組織と戦いながら、国内最大の反政府勢力と戦っている。その反政府勢力は米国、西欧、トルコ、イスラム系スンニー派に近いといわれ、この紛争(内戦)は米欧対ロシアの「代理戦争」といわれる。3月に政府軍は反政府軍にミサイル攻撃したが、その際、国際的に禁止されている化学兵器を使ったのではないかとの疑いが出てきた。米国、フランス、英国は化学基地をピンポイント攻撃したがそれは懲罰的、政治的なものと説明されている。
  シリア大使は懸命に訴える。シリアは絶対に化学兵器を使っていない、そもそも作っていない。日本は欧米の情報だけで米国を支持する。そもそも米国らは化学兵器禁止機関(OPCW)の査察の結果を待たずに攻撃した。使っていないことの証明は不可能である、小国だから潔癖を情報発信する力も無い。
  私ら議員は質疑を続ける、潔癖を実証する努力が足りない のではないか、火のない所に煙は立たない、OPCWの査察に対して邪魔をしているのではないか、国内テロ組織を管理出来ないアサド政権に民主的正統性はあるのか・・・・国内の治安はどうか、に対して、大使は日本人の皆様には安全は絶対保障するので、是非訪問して欲しいと応じた。

どの国の大使も、国家のために痛々しい。