■ 「こども食堂」を訪ねて

  この豊かな日本で、貧困や家庭崩壊などで食事も満足に取れないこども達がまだ沢山いるという。これは国の経済政策、所得格差の問題であり、最後は国の福祉政策の問題であろうが、今「こども食堂」として、民間の慈善活動に負っている部分も小さくない。最近の新聞では全国で2400箇所ほどが運営されているという。
  縁あって、東京新宿区の「こども食堂」を実地見学した。場所は公民館のひとつ。週1日、50人ほどのこども達、小学生中心、中学生も何人かいる。食事手伝いは主婦15人ばかり、驚くことに、食事の前には早稲田大学などの学生20人くらいで勉強の教師もしている。こども達も、はきはきと屈託がない。家庭の事情は様々、居場所を隠している子も何人かいるという。
  発足してもう3、4年になるが、それぞれボランティアも組織化され、物事がてきぱきと進む。多くの人の善意に支えられ、しかし何より、「浜松さん」ご夫妻の崇高な使命感には胸打つものを強く感じました。