■ 太宰府文化の顔、「貞刈惣一郎氏」逝く

  「貞刈惣一郎氏」が98歳で往生された。長崎市出身、戦後大陸からの引き揚げ後、高校教師を経て地域の史跡説明者として活躍、実に生涯、1万5000組、60万人以上の人々に太宰府政庁など郷土の歴史と誇りを伝道された。戦争と圧倒的多くの戦友を失った実体験から、とりわけ東アジア、日中韓の平和構築の研究にも余念が無かった。81歳にして佐賀大学に入学し3年を経て修士号を受けられるほど、努力の人、有徳の人でもあった。
  なお貞刈氏ら発案の郷土史研究会『太宰府文化懇話会』はすでに60年の歴史と実績を誇っています。現在私がその会長を続けていますが、氏の遺訓をしっかり受け継いで、さらに同会を発展させていかなければなりません。