■ メリークリスマス(異聞)

  小学校3年だったか。当時は雪深い北海道に住んでいました。朝、目が覚めたら 枕元にプレゼントが置いてありました。包みを開けたらなんとスケートが入っていました。夢にまで見ていたピッカピカのスケートでした。どれほど誇らしく、毎日学校まで滑って通ったことか。もちろんサンタクローズのことはつゆほども疑いませんでした。
  私は今でも、クリスマスとかジングルベルの季節になると、まずあのスケートを抱いた瞬間を思い出すのです。クリスマスは、かくも楽しくも嬉しい。だから誰でも、メリークリスマスと言って心から祝い合うのでしょう...。

  ところが、実はアメリカでは、今はメリークリスマスとは言わず、Happy Holidayハッピー・ホリデー(「楽しいお祭り」)と言うそうです。そこをあのトランプ大統領が敢えてMerry Christmas や Very, very merry Christmasと連発したことが話題となりました。
<理由 > メリークリスマスはキリスト教のお祝いであって、他民族、他宗教にとっては相応しくない、民族を分断するのではということでハッピーホリデーということになったそうです。そこをトランプ大統領は敢えてキリスト教徒への親近感を強調するために「メリークリスマス」を繰り返した。時代はそこまで来た、メリークリスマスも今や強く政治的な意図で使われるようになったということです。