■ 沖縄の叫びと涙

  自民党本部の安全保障調査会。我が国のこれからの安保政策が議論された。ほんの数日前、12月17日、宜野湾市で、米軍のヘリコプターから窓枠パーツだかが小学校校庭に落下した。乗員の不注意による。校庭には子供たちが遊んでおり、寸手のところで事故は免れた。防衛省当局は、その経緯と再発防止策などを延々と説明した。米軍にも厳しく抗議したという。だからと言って、我々議員の心に響くものは何もない。
  沖縄からは自民党県連の照屋会長(県会議員)が特別出席をして現状を訴えた。それは文字通り血を吐く叫びとなった。「米軍が沖縄を守る、ということは誰も信じない。事故、事件がどれだけ続き、県民を痛めているか。それを全ての新聞が毎日、大袈裟に、大々的に書く、全て自民党が悪いと書く。これで選挙に勝てるはずがない。衆議院選挙でも負けた、これから市長選挙も県知事選挙もある・・・・」
  本当に気の毒である。政府も自民党本部も実はなす術を持たない。ただ分かりましたと応え、そしてそれでも国家国民のために頑張って下さいと手をあわせるしかない。沖縄を救え、と祈るしかない。