■ 福祉施設でのこと、「お父さん、病気はどうだ」

  福祉施設の秋祭りに参加しました。しばらく楽しい懇談の時間でした。別れようと車に乗った時、出口で私を呼び止める騒ぎ声が。職員に支えられて車椅子に乗った30過ぎの女性が、満面の笑みで。言語障害者か、何を言っているかわからない、車を下りた私に懸命に身振り動作で訴えます。父親の名前、母親の名前・・・、私にはすぐわかりました、その両親はその昔、私のために本当によく頑張って、今や年老い、病気で引っ込んでおられるが、その娘さんという。昔子どもの頃、先生のこと家でよく聞いていました、と懸命に言う。先生、選挙はおめでとう、一緒に写真を撮ってと訴える・・・「お父さん、病気はどうだ」と私は大声で尋ね、強く抱き締めてあげました。
  障害を持って、あるいは苦労かもしれない、でも明るい施設で大事に介護されて、あの笑顔一杯のご挨拶。随分昔に、両親らと一緒に選挙を懸命に戦っていたことを瞬間思い出したものです。