■ カナダ・オンタリオ州「南京事件記念日法案」阻止に向けて

  カナダ・オンタリオ州では中国系住民が中心となり、「いわゆる南京事件」を歴史的記念日にしようと粘り強い法律(州法)制定運動を展開している。自民党は今年の春くらいから、絶対阻止の立場で現地邦人と連絡をとるなど外交活動を行なってきた。7月中旬には、私は朝倉市の豪雨災害処理の合間に時間を作って、単身カナダ・トロント市に乗り込んで総領事館や邦人有志と綿密な運動も展開した。
  爾来、私は、夏には災害処理に追われ、また今般の総選挙を終えて10月25日上京したところで、今やオンタリオ州議会の動きが切迫していること、法律制定まではやらないが、議会の「動議」で「20万人」を明記した日本非難の決議をするという。私は外務省の現状認識が非常に甘いとして、徹底して動議への反対運動を続けること、(万が一それが議決された時は)瞬時に厳しい抗議と議決の撤回をカナダに対し申し入れよと要求した。また河野太郎外務大臣にその旨電話を入れ、厳格な対処方を直接に申し入れた。
  日本の外務省は対応が遅い、私はいつもそれを咎める。国の名誉と尊厳を守るためには、体裁や手続きを言う前に、まずガツっと一発相手方に抗議しなければならない、その時間こそが致命的なのだ。