■ 叙勲の祝いで「天国の母へ」

   朝倉市の「小西恭博」さん(82才)が「旭日双光章」を叙勲されそのお祝いが盛大に開かれました。小西さんは全盲ですが、あんま、マッサージなどの業界では役職を重ね、また障害者、視力障害者の社会的立場を強化、地域社会の発展にも大きく寄与された。政治、行政への指導協力も大きく、私も公私大変お世話になったものです。盲人が持つ「白杖」(はくじょう)は今や全国で一般的となりましたが、これも小西さんらの運動から始ったと言われます。
  小西さんが挨拶された。「・・・・私は一度も日の光を見たことがありません。私を産み育てた母は、そのことを死ぬまで悩み、謝っていました。しかし私を多くの兄弟や友だちに負けないように、どんどん外に出ろと育ててくれました。私は母の教えを今まで守ってきました。この叙勲という栄誉を、天国の母が一番喜んでくれていると思います・・・」
      小西さんは本当に根っ子から明るく、積極的で、何事にも前向きで、接する我々こそがいつも元気と勇気を頂くのです。皇居での天皇皇后ご拝謁の折、畏れ多くも天皇陛下が小西さんに歩み寄りお言葉と暖かい握手をして頂いた、との内話を不肖私が祝辞の中で披露したところです。