■ 災害避難者の疲れ、憤り

  今被災地では、1000人余りの人が家を離れて20ヶ所の避難所に分散している。避難生活も1週間経つと当然、疲れが出てくる、特に高齢者にとっては暑さと疲れと精神的重圧で身体を壊す人も出てくる。要人たち来訪者も、その都度何ヶ所か避難所を訪問して皆さんを激励するし、避難者もまたそれを糧に元気を取り戻す。ただ事態は単純でない。避難所の中には、疲れやストレス、精神的不安で感情が高ぶり、ついわれわれ訪問者、顔見知りの顔を見ると爆発させる人もいる。「来るのが遅い」から始まり「道を早く治せ」、「壊れた家はどうしてくれる」、「あれほど工事しろと言っていたではないか」・・・・次々と不満が出てくる。抑えきれない気持ちを聴くのも大事なことである。彼らの多くは家も土地も失っている。彼らの辛い気持ちを分かることが特に重要なことである。
      避難生活はこれから長く続く、恐らく 架設住宅の議論も早晩出てくる。彼らの生活と将来をどうするか、最も困難な問題は未だ緒にも就いていない。