■ 徹夜国会、会期末には恒例に

  いよいよ国会も会期末となりました。いつもの風景とはいえ、民進党ら野党が内閣不信任案を上程し、日付けが変わって深夜に記名採決、終わったのは2時30分。投票の与野党差は1対 3にも及ばず、本当なら採決するまでもなかった。一方の参議院の方は、いわゆる「テロ等準備罪」に絡む法務大臣、委員長らの問責決議の手続きで翌朝の8時頃までかかった。
  これら国会手続きの非合理性についてはいうまでもないが、「議事妨害」(filibuster)というのは、弱い野党が強い政権与党に対してルールの限りを尽くして抵抗することで、何処の国にも存在する。いわば、議会主義が健全に作用していることの証しともいえる。野党にだけはなりたくない、と最も強く思う瞬間でもある。