■ 米国、シリアを爆撃

  米トランプ大統領は、アサド政権がサリンなど化学兵器を使用したという理由でシリアの軍事拠点をミサイル爆撃した。トランプ氏については大統領就任早々、無定見な言動が目立っていたが、今回の行動では一瞬大国の指導者としての片鱗を見せた。爆撃は時折しも中国の習近平国家主席との会見の真っ最中、習近平氏も驚いたろう。
  最も驚いたのは北朝鮮の金正恩である。金正恩は肝を冷やした、トランプは本当に攻撃してくる、核やミサイル実験による挑発もいい加減にしなければ、トランプならやる時はやる、余り舐めないほうがいい。
  ロシアのプーチン大統領も肝を冷やした。シリアを籠絡し、米国にも認めさせていた。当然米国を厳しく非難はしたが、それならウクライナ侵攻はどうしたと問われると反論はうまくできまいに。...
  世界中が驚いた、トランプ氏は決して政治の素人ではない、研ぎ澄ましたシリア攻撃がまずは世界の指導者の地位を知ろしめすことになったのか。
  日本をも驚かせた。安倍内閣も化学兵器は許さないとして、米国トランプ氏の行動を「理解する」として事実上の支持を決めた。私も当然支持する。と同時に14年前、2003年3月、米国ブッシュ大統領のイラク攻撃も切っ掛けは化学兵器、核施設を叩くという論理から始まったことも決して忘れてはならない。