■ 予算委員会、大詰め

  国の政治で最大の仕事は財政を豊かにして、国と国民の行く末を正しく導くことです。具体的には翌年度の予算、即ち国の収入と支出を決定することです。扱うのは衆議院、参議院の「予算委員会」ですが、国家の動きには全て1円、1銭のお金が掛かるのですから、結局予算委員会では取り上げる議題に制約はない、およそ財政と無関係そうなもの、政治家の不祥事、官僚の行状などを含むあらゆる社会事象が取り上げられます。
  毎年、二月はひと月間、衆議院の予算委員会にとっては最も大変な時期です。連日委員会が開かれます。質問する(攻める)野党議員も大変です。答える政府、閣僚側は、安倍総理、麻生財務大臣を筆頭にもっと大変です。委員もほぼ一日中拘束され、議席で見守っていますが、時には野次や合いの手で審議を盛り上げます。夕方までほとんど動けません。各党の様々な議論、関心事項、政府とのやりとりを聞いていると、今世の中どう動いているかがよくわかります。
  今年の衆議院予算審議も大詰めにきました。2月27日に締め括り総括、採決、次いで本会議採決という予定がほぼ固まりました。すると今度は舞台が参議院に移り、三月中、殆ど同じ手続きが参議院で行われます。
  予算の成立、執行こそが最大の景気対策と言われます。国の政治の最大の仕事ですから、これに議員が全力を尽くすことは当然のことです。