2017年

1月

26日

■ トランプ大統領 ーーー 「政治家の原点」とは

  トランプ大統領は徹底して「アメリカ第一主義」を掲げ自国アメリカさえ良ければあとはどうでもいい、と言わんばかり。「世界の指導者」としての風格は見えてこない。
  しかしおよそ政治家たるもの、自国の権益、利益を守ることこそ本務である。トランプ大統領ほど国益に徹する人はいるか。国民にすればこれほど頼母しい政治家はいまい。既成の政治家は綺麗事ばかり言って、結局自国民を守らない、言い訳ばかりする。日本の安倍晋三も、ずっと下がって原田義昭も、他所のことは考えず、ひたすら日本のこと、ひたすら地元福岡のことを考え、それだけで十分だ、トランプ氏を見習え・・・という声も実は聞こえてくる。
  一方、アメリカとて一国で生きているわけではない、貿易も投資も、金融も全て国際社会と協力しながら、労働者だってメキシコやカナダ、南米、アジアからも多く来ている、日本の自動車だってアメリカにたくさん投資して150万人以上のアメリカ人を雇っている。アメリカこそ最も便益を受けている。日本への...米軍駐留だって、日本の為にもなるが実はアメリカの安全保障にも大いに役立っている・・・世界中の人々は、アメリカの大統領にその辺の理解と協力を期待しているのだろうが、トランプ氏はオバマ氏と比べだいぶ違う。もちろん時間が経てば、彼自身も現実的になってくるから、心配には及ばないだろう。
  就任1週間、新大統領への思いは千々に定まらぬ。しかしトランプ氏の「一国主義」の一撃は、普段忘れがちの我々に対し「政治家の原点」即ち「国益優先」、「地元主義」を改めて気付かせた。