■ 慰安婦問題で駐韓大使、「一時帰国」

  遅きに失した。日本政府はそれを抗議するため駐韓日本大使を一時帰国させた。
  慰安婦問題の「日韓合意」に基づき我が国は誠実に対応しているが、韓国は慰安婦像( 少女像)を撤去する、その努力をするどころか釜山の日本総領事館前に新しく一体を新設した。日本政府は我慢の限界を超えた。
  慰安婦問題について、私は一貫して厳しい言動に徹してきた、政府( 外務省 )、自民党に対し常に直言を続けている。昨秋、合意による「10億円の一方的支払い」にも最後まで反対した。そして今回領事館前にまで新設したことには、怒りも頂点に達した。朴クネ大統領失権という同情を加味してもなお、許せる範囲を超えている。私はそもそも一昨年暮れ、韓国との間で政府間合意をすることにも最後まで異を唱えた。率直、この国が本当に信頼に値する国かがポイントだ。
  「大使の一時召喚(帰国)」という措置は、外交関係としては一応厳しい手段ではある。とりあえずわが国の意思を明確に伝える第一歩といえるが、しかし未だ遥かに十分だとは思わない。韓国に日本の国家意思を真剣に受け止めて、女子像を撤去するという約束を守り抜く誠意と政治的体力が残っているか、疑問が晴れることはない。