2016年

12月

31日

■ 日韓慰安婦問題、この1年

  日韓慰安婦問題がまた、おかしくなってきた。慰安婦問題を「最終かつ不可逆的に解決した」とする外相合意が行われたのが昨年末で、丁度1年経つ。私は年が明けて何度の自民党会議でも敢えて慎重論を訴えた。合意を止めろ、とまでは言わないが、常に国民が見ている、国外でも多くの邦人が泣いている、と言い続けた。9月になって約束の10億円を払うというから、徹底的に反対した、慰安婦像の撤去こそ絶対条件ではなかったか。外交は政府の専権事項であり、「先に金を払えば韓国はプレッシャーを感じて撤去が進みます」と嘯(うそぶ)く外交官もいた。
  私は決して「日韓合意」を否定はしていない、むしろ大いに評価している。その後の日韓関係、日韓を挟む対米関係、何より北朝鮮に向けた日米韓連合合意の果たした外交成果は大きかった。
  1年経った今はどうか、朴クネ大統領の失脚、ユネスコへの慰安婦登録運動、慰安婦像の釜山やアメリカでの増殖、10億円は1人1000万円、真面目に( ! )払われたという報告、...大統領選挙では合意廃止が争点となるという・・・・。
  外交は、国民が常に黙って見ていることも忘れてはならない。