■ 臨時国会、終わる

  臨時国会が終わりました。会期も2度の延長を行い、最後(12月14日)は深夜~1時半までという波乱の審議になりました。内閣不信任決議案も出ましたが、与野党の議席勢力差が大きく(ほぼ3倍)、日本の政治が非常に安定しているという現実を確認する事になりました。
  米国にトランプ大統領が誕生することになり、今やトランプ旋風が吹きまくっています。さしあたりTPP協定が米国の不承認で発効することはなくなったが、わが国としては法案の成立という所期の手続きをきっちり済ませ、自由貿易の意義と安倍政権の統率力を内外に示しました。
  年金改革法案も、年金水準は物価にスライドさせることが大原則の所、賃金水準が下がった時には例外的に連動させるという制度改正で、将来の年金財政と世代間の負担調整を目指したもので、苦渋の決断でした。IR (Integrated Resorts )法案は「カジノ法案」としても有名になった。統合型リゾート(商業、観光複合施設) を作ることが主たる目的であるが、カジノ事業もその中に導入され、当然カジノ事業の是非が審議された。ついては法律は成立しつつ、経済振興と併せてカジノの持つ社会的規律の必要性こそが認識された。
  税制改革と予算編成などで、当然のことながら忙しい年末を迎えております。