■ 稀勢の里、もう一息

  大相撲九州場所が終わった。私たち福岡県人は特に幸運である、何故ならこの時期に限って大相撲が余りに身近にあるから。全部の力士、親方、関係者がひと月以上近在に滞在する。私の地域だけでも10近くの相撲部屋が宿舎を構え、折にふれ呼び出しを受ける。テレビでしか見られない有名力士、白鵬とか日馬富士とか琴奨菊とか、とにかく好事家にとっては夢のような環境に福岡県はおかれている、有難いこと、恵まれ過ぎているとしか言いようがない。

  千秋楽、今年は「田子の浦部屋」の打ち上げパーティーに招待を受けた。大関「稀勢の里」が部屋のエースである。部屋全体として成績は良かったらしい、会は大いに盛り上がった。私も来賓として挨拶をしたが、敢えて稀勢の里に呼びかけた。「今場所見てもその実力は一頭地を抜いている、3横綱を薙ぎ倒し、年間最多勝にも輝いた、しかしいつものこと、下位からの取りこぼしが多い。自力をつけることのほか精神力に問題がある。(聞いた話であるが) 仏様をお詣りせよ、しっかりお詣りすれば必ず仏様守ってくれる。稀勢の里の優勝と横綱昇進は日本人挙げての悲願である。来年のこの打ち上げパーティーでは、是非横綱祝勝会にしたい。」