■ 「反米思想」根強い、フィリピンの観光大臣

  フィリピンの観光大臣「ワンダ・コラゾン女史」らと会食した。来日のドテルテ大統領と同行中、夜遅く個人的な会食に駆けつけてくれた。彼女はフィリピンで大手旅行業を営む、ドテルテ氏の有力な支援者で非議員から大臣に任命された。大変気さくな人で、日本とのさらなる観光交流を熱っぽく語った。先週は中国を訪問して大歓迎を受けたという。
  フィリピンの対外政策について、ドテルテ大統領の反米思想には痛く共鳴しており、そもそもはるか植民地時代、さらに第二次世界大戦時代を通じてフィリピン人が米国人、およそ白人から如何に酷い扱いを受けてきたかを語る。アジアはアジア人が処理すべし、という表現を何度か繰り返した。(アジア人たる)日本との付き合いは非常に好意的。
  なお、写真で隣りの「ラモン・タルフォ氏」はジャーナリストで、コラゾン女史の実兄にあたる。実は二人の祖父は日本人で、その名前(「 手柴福松」)だけを覚えていた。旧知の実業家和田氏が何年も前、問い合わせていたので私が辛うじてその出身地を探し出した経緯がある。私はお二人には更に詳しい情報を探して連絡することを約束して退出した。