■ 吉田選手、4連勝ならず

  リオ オリンピックも大詰めにきた。女子レスリングの吉田沙保里選手が決勝で負けた。金メダルの4連勝を目指していたし、間違いないとさえ期待されていた。しかし決勝は米国の選手に敗れた。日本からすれば、最大の番狂わせで、国中のショックの一つかも知れない。 試合を見れば、やはり押されていた。特に後半はバテていた。連勝を維持しようとするベテランと上昇気運に燃える若手とでは、勢いの差が年齢差以上に大きかった。
  吉田は本当によくやった。他のレスラーに、アスリートに、いや国民全体に大きな勇気と自信、誇りを与えてきた。銀メダルで恥ずかしいどころか、悲しいどころか、これほど堂々たる競技人生があったろうか、心から敬意を表したい。末長く日本人の中にレジェンドとして残っていくであろう。