■ 偉大なり≪父母の力≫                  熊本地震で行方不明の大学生、戻る。

  4月14日に起こった熊本地震で多くの人々が被災したが、犠牲者のうち49人が( 直接)死、1人が行方不明となった。その大学生 大和晃( やまと ひかる )さんの遺体が4ヶ月ぶりに発見された。
  その捜索は難航を極めた。途中で、「打ち切り」とは言わないまでも、もはや捜索継続は難しいかの雰囲気でもあった。しかし両親は諦めなかった。決して希望を捨てなかった。夫婦で、家族で、黙々と山と崖、災害跡を歩き回った。そして8月初め、阿蘇の麓で車の残骸を地中から発見した。晃の車ではないか。捜索隊も動き始めたが、二次災害の危険な場所、直ぐには近づけない。そして遂に晃さんは両親の元に戻った。「やっとお盆に間に合った」と父親は言った。父母の執念と偉大さを改めて感じます。.

  2年前、ほとんど同じことがありました。九州の青年が北アメリカのワシントン州の冬山で行方不明になった。日米、地元も挙げて尽力したが結局捜索は打ち切られた。日本の母親は諦めきれず、八方手を尽くし、翌年の夏、再び現地に赴いた。地元を動かし、遂に息子を探し出すことが出来た。
  実は、この母親を日本でお世話したのが私だったので、熊本の件も、人ごととは思えない。母親、父親の持つ本当の強さを改めて感じたものです。期せずしてこの青年の発見もまた8月、お盆( 15日 ) に間に合うことになりました。