■ 鳩山邦夫先生、「お別れ会」

  鳩山邦夫先生は参議院選挙中に急逝され、選挙翌日7月11日、地元久留米市で「お別れ会」が行われた。
  鳩山先生と私は余り接点はなかったが、10年以上も前、先生は東京から福岡県に選挙区を移すこととなった。しかも私の真隣り( 福岡6区)。ある時先生から相談を受けた、遠く福岡に選挙区を移すことに不安はなかったかということ。私こそその昔、東京( 神奈川)から福岡に移ってきた先駆者であったことを意味する。もちろん鳩山先生にとって問題が有ろう筈はない、福岡の人も東京の人も皆同じ、先生の真心で接すれば直ぐに親しくなりますよ、類いの話をしたと思う。
  先生は超名門の出であるが、実に気さくな性格で、誰にも好かれた。奔放に育ったか、実にのびのびしておられた。趣味も多彩で、蝶の研究ではもはや素人の域を脱していたし、また食通でも有名、何をするにも話題となった。政治家としては気が多過ぎた、多少不器用だと言われたりしたが、それが彼の持ち味、いつも賑やかな雰囲気の中にあった。若い議員を10人以上育て上げ、...今それぞれ与党野党の垣根を越えて政局の要にいる。グループを率い、政治的な影響力も決して小さくない。
  兄「鳩山由起夫」氏(元首相)のことは、いつも明るいジョークで済ませておられたが、本当は結構、内心では悩んでおられたと思う。
  私は類稀な、そして愛すべき政治家「鳩山邦夫」先生に極近くご指導頂いたことを大変幸せに思います。6月末、国会会期末の日、本会議場でお会いしたのが別れになりました。                         ( 7月12日 自民党葬 於東京)