■ 尖閣諸島、政治研究会

  選挙中ではあるが、私自身の「政治研究会」を予定通り自民党本部で開いた。民間の人約30人が参加してくれた。講師に石井望氏( 長崎純心大学准教授)、石井氏は広くアジア文化史と中国文学を専門としているが、とりわけ尖閣問題には中国を含むアジア地域の徹底した史実、文献を通しての実証的研究を行っている。
  まず私から尖閣諸島に関連して近時までの歴史概略、新地図(1969年中国政府発刊)の発見を含み自民党内や政府間での政治的動向、抗議活動などを説明した。続いて石井氏から、多くの古典史実に即しながら、日本はこの島を1895年( 明治28年)に正式に編入したこと、それ以前にもおよそ尖閣諸島が琉球( 沖縄)に帰属するデータは数多あれど、中国に属するという的確な資料は皆無に近いことを検証された。
  6月に入って中国の軍艦が尖閣諸島を含む日本海域の接続水域、領海までも侵犯しているが、我々日本人はそれがいかに意図的、戦略的なものかを認知した上で、適切な対応をしなければならない。私はいつも言う、「治にいて乱を忘れず」、「国内問題が如何に忙しかろうと、国際政治は非情なもの、決して待ってはくれない」。