■ 『日本一』のビラ配り

  私にひとつだけ「日本一」があるとすれば、それは政治ビラの宅配でしょう。自分自身の広報紙から始まり、選挙ビラ、政党ビラなど、自分で配り配って30年、その枚数は100万枚を超えます。自分一人で、事務所のスタッフ達と、また今でも毎月一回、後援会の有志30人ばかりと一斉にビラ配りと決めています。常に私が先頭に立って配ります。
  およそ世の中の郵便ポストのことを一番詳しく知っているのは私です、何故ならあらゆる形状の郵便ポストを経験し、またいかに複雑な家の形、大きな家、小さな家、庭のある無しでも、ポストの場所は即座にわかるのです。
  選挙に出るにはまず有名になること、知名度が上がることが必須です。タレントや有名人ならいざ知らず、またお金があればテレビで名前を売ったりアルバイトもふんだんに使えるかも。私のように全く普通の人間は、これしか無かった、ビラを一軒一軒配れば、その家には知られるだろう、人を雇うには金が掛かる。こうして、いつの時代も、落選中は殆ど手配りだけが選挙運動の中心でした。何と不合理、非効率といわれつつ。インターネット時代でも必要か、実はデジタル全盛の今、紙の温もり、人と人の触れ合い、物々の手触り、いわばアナログこそ人は欲しているのではないか。ただ黙々と配ること、もっともっとと際限なく進むことで、ある時は道を求める修行僧、千里の夜道を走る荒業師のような気になることもあります。役に立ったのかと問わるれば、実はわからない、ただこのことで自分自身が育ってきたという確かな実感がそこにあります。何かひとつ誇れるとしたら、議員の中で、いや凡そ日本人の中で自分こそ「ビラ配りの日本一」だということ。   ( 但し、誰も褒めてはくれませんが ・・・)
  今は梅雨、この日も雨に濡れながら配りました。大雨になったので、40分でやむなく中止。