■ 東シナ海の油ガス田問題

  東シナ海の日本と中国の中間海域では埋蔵する油ガス資源を巡って長いこと揉めている。2008年には綿密な協議をしようと両国で「合意」したにも関わらず、中国は2010年以来その協議に応じていない。のみならずいわゆる中間線の西側では明らかに違法なガス田の開発を続けている。日本は開発の停止と協議の再開を目指して抗議、呼びかけを続けているが梨のつぶて、業を煮やした日本は、昨年7月に中国の違法な開発の全容( 航空写真 )を発表して、開発の即時停止を押念した。中国はその抗議にも応えず、開発を止めることなく続けている。
  これらは「法の支配」を守ろうとしない中国の常套手段で、他国の国益や主張を無視する外交姿勢は改めさせなければならない。本件、ひとり海洋資源問題ばかりでなく、外交、安全保障、国益など国全体に関わってくる。
  私は委員長として自民党の資源エネルギー調査会「東シナ海資源問題委員会」を開き今日までの状況を整理し今後の対策を検討した。もはや総花的な議論ではあり得ず、より具体的かつ目に見える対策を講じ中国からは実質的な効果を得なければならないと決定した。