2015年

12月

18日

■ 「夫婦同姓」と最高裁判決

  現在の民法750条「 夫婦は同姓」の規定は、最高裁判決でも合憲とされた。正しい判断であった。このところ司法判断にも不可解、影響の大きいものが続いていたので内心では心配していたのですが、結果は単純に分かり易いもので安心しました。また判決は「今後は国会の議論に委ねる」との件りで締め括ってあり、今後再び自民党内での議論が活発になる。私は「夫婦同姓」が当然であって、「別姓」が広まることで家族制度や国の基本が崩れていく危惧があるとの立場をとっています。
  民法規定「女性の再婚制限6ヶ月」(733条1項)については、一応、「違憲」と銘打った上で、制限期間を「100日」と短縮したのは、議論は多少残るにしても文句のない判断であった。早速に法改正が行われることになる。
  この2件の憲法判断は反対意見の存在も含めて全体として真っ当なもので、私は最高裁が今健全に動いているとの何よりの安堵感を得ることが出来ました。
  なお、 テレビに映る最高裁大法廷、その裁判官席の中央に寺田逸郎裁判長(最高裁長官)が座る。実は彼の官僚時代(法務省) から仕事で随分付き合いました。個人的にもよく知っています。寺田氏がその職責を懸命に果たしているのを遠く仰ぎ見るのも実に幸せなことです。