■ 拠出金を停止せよ、ユネスコ反日「記憶遺産」問題

  いわゆる「南京事件」が中国の主導でユネスコ「記憶遺産」に登録された。「南京事件」については、わが国としてはその存在自体を概ね否定しており、まして何十万人の市民大虐殺などはあり得なかったとしているところ、中国は客観証拠も論述もないまま、遂にユネスコ手続きを強行した。これで日本の負の歴史遺産が更に吹聴されることになる。わが国は、自らの対応の不味さを反省しつつも、この際徹底した対抗措置を取ることも必要。
  そもそもユネスコ「記憶遺産」制度そのものは専ら文書、古文書の散逸を防ぐという崇高な文化的活動であって、本件の如く歴史的評価に争いがあり政治的な意図を帯びたものはユネスコの依って立つ中立性、公正性から全く外れるものである。わが国は土壇場までその非を訴えて反対運動を展開したが果たせなかった。
  今日は自民党の関係部会を開催してこの「記憶遺産」問題を審議、その結果今回の措置(南京事件の指定)を撤回すべき提案を直ちに行うこと、更にユネスコへの分担金、拠出金を停止、削...減すべきことなどの決議を取りまとめた。この決議を持って明日安倍首相を訪ね、政府が早急にこれらを実行すべく促すこととした。なお、日本は年間約40億円を拠出しており、分担率1位の米国が政治的理由で拠出停止しているので、現在では日本が最大拠出国。
  今回「慰安婦問題」は採択不可であったが、2年後の次回総会で再提出される見通しで、これもまた決して油断できない。