■ 岸田外務大臣と北方領土問題

  岸田外務大臣が訪露し、急遽ロシアのラブロフ外相と会談した。共同記者会見は一見平和そうであったが、続報では結構大変だったいう。北方領土問題で、ラブロフ氏は全く議題にならなかったと念を押し、岸田氏は3時間の会談の大半は領土問題だったと明かした。岸田氏の方が正しい。ラブロフ氏は平然と嘘を言う、ロシア国内向けには絶対に認められないからだ。
  プーチン大統領が年内に来るという約束は果たされた模様、だが領土問題は依然として極めて厳しい、ロシアは多分全く譲る気はない。心配なのは、あの領土にロシアが本気で開発に乗り出したこと、第三国の進出を認め出したこと・・・かつて択捉島まで実地に渡り、4島返還を本気で目指す自分にとっても悩むこと多し。普段柔和な岸田氏がテレビでは珍しく気色ばんだことに、むしろ頼母しさを感じたところ。