■ 平和安全法制、遂に成立

  参議院でも平和安全法案は採決され、法律は成立した。覚悟してはいたといえ、土壇場の攻防は結構激しかった。野党は如何にしても法案を潰せば良い、少なくとも議場の混乱をテレビを通じて世の中に晒せば、その用を足す。衆参両方で210時間以上の委員会審議で、まさか時間が足りなかったとは言わない。国民の理解が進まないというのなら、それは今後国が平和を守るという、公約した通り、平和法制としての実績を誠実に積み重ねるしかないだろう。
  衆議院では安倍内閣の不信任案審議が最後となった。議席割りで不信任が否決されるのは当然であるが、ここでも民主党らのパーフォーマンスは度を超した。与党はひたすら忍の一字。議会とは常にその繰り返しで、結局与えられた手続きの中で如何に術策を練るかに掛かっている。
  かくして長かった「平和安全政局」も静かに幕を閉じる。国会の周りは深夜までデモ隊の騒音が続いていた。