■ 嗚呼、難民問題

  『・・・そして今、トルコの通信社の女性記者の撮った光景が中東の難民問題を告発してやまない。・・・赤いシャツに濃紺のズボンの男の子が波打ち際で息絶えている。3歳だという。家族とシリアを脱出したが船が沈み、海岸に漂着した様子は余りにもむごい。画像は欧州などの指導者を動かし、各国は難民受け入れへとにわかに議論を始めた。・・・我々日本人は、これが現在刻々と進行中の悲劇であることを、まず胸に刻まねばなるまい。「私に出来ることはこの子の叫びを世界に届けることだけだ」と女性記者は綴っている。・・・』
( 9月8日 日経新聞朝刊コラムより)