■ 『中国の脅威』

  朝の自民党国防部会、「防衛白書」を議論した。白書は年々豪華に厚くなるが、私が発言したこと。
  "防衛政策の基本に「中国の脅威」を明示しなければならない。総論では「周辺国」と書き、「中国など諸外国」とぼかしている。各論ではアジアの北朝鮮の後に書くが、最早各論の話ではない。今日本の安全保障は基本的には中国の脅威、潜在的脅威から始まっている。国防予算の脅威的伸び、その不透明性、太平洋まで米国と2分する海洋政策と航空母艦、尖閣諸島への侵略、東シナ海のガス油田の一方的開発、何より南シナ海の九段線埋立てによるアジア諸国との激しい軋轢、加えてAIIBに象徴される経済金融の拡大、国内政治の集権化、全体主義化・・・・日本にとってこれら中国の動きはいずれも致命的に重要であって、当然のこと日本の安全保障政策にも直接影響してくる。「平和安全法制」も本音を言えば(口に出さないだけで)、結局は中国の膨張主義を念頭に置いている。中国への外交的配慮は分かる、然し事の本質から目を反らせてはいけない。防衛力の国内運用体制も今や滔々と北方から南西日本に移しているのも当然のこと。

  ついては今年には間に合わないが、来年の防衛白書には「中国の脅威」をはっきりと書いて、国民への意識付けをするべきである。"
  防衛省からは特段の反応はなかった。