■ ギリシャの国民投票

  ギリシャが国民投票をして、EUからの財政緊縮案を拒否した。私は実はさっぱりギリシャ人が分からないのだ。ギリシャは今完全な財政、金融破綻に堕ちている。外国から40兆円規模の政府総債務残高( 国債 )を負い、数日で銀行も閉鎖される。EUも凡ゆる協力と財政緊縮案を提示する。ギリシャ人こそ深刻に悩み、懸命の努力をするのが普通だろう。ところがEU案を国民投票で拒否すると、快哉を叫び、万歳をする。
  EUから抜ける、EUはそれを引き留めるだろう、EUは遂に妥協して援助を続ける・・・今ギリシャはEU離脱を脅しに使う瀬戸際外交を展開している。EUを離脱すればユーロと金融が大混乱する、ギリシャの救済に中国とロシアが入ってくる、とりわけ中国は厄介だ、遂にはスペイン、ポルトガルなども離脱するかも、英国もその予備軍にいる・・・盟主ドイツのメルケル首相やフランスの悩みは実は深刻なのだ。足下を見たギリシャのチプラス首相は逆に能天気にも元気が良い。そこには自国は自国で守るという国家にとって当然の責務と誇りは微塵も見られない。
  ドイツをはじめとする債権国家の国民は最早切り捨てた方が気楽になる、何故あの怠け者のギリシャのために我らが税金を払うのか。一度本気で苦労させなければこの悪循環は永遠に続く。放蕩息子に手を焼く父親がそこにいる。
かくしてEUの命運はこれから数日で決まる。


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コメント: 1
  • #1

    ビザンチン帝国 (火曜日, 07 7月 2015 13:12)

    新銀行東京みたく審査が大甘の担保ゼロ。