■ 国会周辺、騒然

  今日の国会周辺は終日、騒然としていた。「平和安全法制」に反対する大勢の活動家が議員会館前、路上に溢れ、デモ行進し、夕刻には更に盛り上がり何千人かで国会議事堂を取り巻こうとする勢い。ビラや旗の殆どには自治労系や民間労組がその所属を明らかにしている。普段もデモ、集会はあるが最近では珍しい規模だ。「戦争に行くな」、というスローガンに統一されている。平和安全法制は「戰争法案」であって、これが成立すれば日本が戦争国家になる、必ず日本は戰争に行く、という決め付けからきている。
  一方、政府の説明。日本の自衛力が増せば外国から攻撃される危険性は小さくなる。国の「抑止力」を高めることで攻撃を受ける可能性は極小化される。「集団的自衛権」により防護すべき対象は日本国土、日本人を超えて外国の領域に及ぶがこれとて極めて限られた状況(存立危機事態)、日本の専守防衛の範囲内でのみ発動される。いかなる意味でも平和と安全を強化する法案であってまさに「平和法制」と呼ぶ所以でもある。
  政府の説明は理解されない、野党やマスコミは聞く耳を持たない。政治闘争は多くの場合イデオロギーや主張の決め付けから来る。結論が先行し、話し合いや論理付けは遠に追いやられる。多分、指導者以外、いや指導者も、事の本質は分かっていない、分かろうとしない。大衆エネルギーが高まればそれでいい。
  国会も大幅に延長され、かくしてしばらくはこの騒然は続く。国会運営も今はまだ落ち着いているが、高は括(くく)らないほうがいい。「長く暑い夏」(高村副総裁)がいよいよ始まった 。


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コメント: 3
  • #1

    匿名希望 (木曜日, 25 6月 2015 23:58)

    突然失礼なのですが、こちらは原田様が作成されたサイトでしょうか?
    原田国際法律事務所
    http://www.harada-kokusai.jp/index.html
    ネットで、ソフトバンクモバイルの架空請求元ではないかと騒がれているようです。
    当該のページは、ニュースリリースのページや料金案内のないこと、また、本文の内容が他の弁護士事務所からのコピーであることなどやや不自然に感じられる点があるのですが、もし原田様とご関係ないサイトであれば、その旨ご発信いただいて、詐欺に騙される方が出ないようご協力いただけないでしょうか?

    もし本物(原田様が作成されたサイト)であれば大変失礼で、申し訳ありません。
    よろしくお願いいたします。

  • #2

    原田義昭 (金曜日, 26 6月 2015 19:01)

    匿名様 日頃のご指導を心から感謝致します。今回大変ご心配いただきました。本件私どもは誠意を尽くして本人及び関係者に説明しましたところ、本人も誤解を認め6月26日夕方6時30分謝罪とfacebook削除を致しました。今後とも頑張りますので何卒ご指導をお願いします。

  • #3

    春日市民の一人 (月曜日, 29 6月 2015 21:20)

    はじめまして。
    春日市在住の30代男性です。
    上記の日記拝見させて頂きましたが、現在の世論とかけ離れているものと感じました。
    国防力を高めれば相対する隣国はさらに武力増加し、また日本は増加、、、といった
    終わりの無い張り合いが続く。と、平和に暮らしている一般市民(少なくとも私は)は考えます。
    外交により、武力保持の割合をお互い下げ、平和的解決をすることが本来政府、また与党に求められる姿勢ではないのでしょうか?
    安保法制についても、総理は野党の質問に対し国民に対し"理解が得れるような"答弁をしているとは残念ながら思えませんでした。
    そのような雰囲気が現在のデモ等に現れており、現内閣への不信任を感じているのではないのでしょうか?少なくとも私自身は、マスコミ等のニュースよりは国会内の質問・答弁をみながら感じたことであります。

    原田さんの政策提言・主張の中では賛同できる事項もたくさんあるだけに、
    安保法制案については現在延長された今期内の中で成立させるのではなく、
    一旦廃案にして、言葉通り十分な国民の理解が得られるまでは実施しない。
    といった立場・主張をしていただけないでしょうか?
    強行採決(ルール上は認められているのかもしれませんが私からはそう感じます)が60日ルールで実施される事がちらついているだけに、宜しくお願い致します。