■ 戦後70年談話、得るものは無く失うもの多く??

  今年は戦後70年になる。それを記念して8月には総理大臣談話を出すという。その内容を巡って政治談議が喧しい、下手すれば政局、政権が揺らぐかも知れないという。私は、これは実にまずい選択と思っており、人に言っても明快な回答は誰もくれない。
  何故、そんなものが必要なのか。大体70年も経って、今更「戦後」もないだろう。いい話なら、いいだろう。50年の時も60年の時も、真面目に出したようだ、然らば80年の時も90年の時も出すのだろうか。いい話ならいい、何かいいことがあるのか。
  今回も、議論する前から、中国、韓国は例の歴史認識を声高に叫び始め、それに米国も悪乗りし、国内は相変わらず喧々諤々( けんけんがく} 、村山談話をどうするかで新聞も四分五裂、総理の専権で独自に出せと言う意見、国会決議で決めろという意見・・・。最後は「有識者」たるのが決めるらしい。
  何故、最初に出すと決めて、その内容で悩むのか。国として将来に向かって何をすべきか、高らかに堂々と謳い上げるのが本来の目的ではないのか。それができる雰囲気か。戦後◯◯年といえば揉みくちゃになるだけ、態々その喧騒の場所を作って、いいことは何もなく、ただ面倒なことばかり。
  今頃とはわかっているが、すっぱりやめた方がいい、気が清々するだろう。安倍内閣にしては褒められた話ではない。