■ 佐賀県知事選挙、敗れる

  佐賀県知事選挙で自民党公明党の推薦候補が敗れた。意外に大差だったことも気になる。終盤危ないとは言われたが、真摯に反省することも必要。農業組織が対抗馬に乗って、保守分裂となったことが大きい。与党候補者は改革派市長として知名度と実績は大きかったが、生身の選挙はそれだけではない。市長として走り過ぎて周りの話を聞かない、という批判を随分と聞いた。指導者とは難しい、話を聞き過ぎてはリーダーシップがないと言われる、聞かなければ独善的と言われる、その間( はざま )でベストアンサーを出すこと、これが指導者、リーダーの資質である。
  農業組織と政権自民党が分裂したことは、今後の政局に影を落とす。率直、農業改革、農協改革につき自民党、官邸筋は少し性急に過ぎる。私はJAの出す「自主改革案」をベースに党内議論をすべしと主張している。改革は必要、しかし選挙で負け、政権を失っては元も子もない。