■ ロシアの苦境

  意外なことにロシアが苦境にある。原油、天然ガスの国際価格が大きく下落しているが、その輸出代金に大きく依存するロシア経済が今がたがたという。ウクライナ紛争で西欧諸国が一斉に経済制裁を続けているがこれも効いている。ルーブル相場も対ドル年初の3分の2までまで下がってインフレの懸念が強まっている。いつも強気のプーチン大統領の顔が多少引きつって見えるのも宜( むべ)なるかな。
  プーチン大統領は安倍首相に会いたがっている様子だが、それなら北方領土交渉を進める好機だという観測もある。一方で中国が様々援助の誘いを持ち掛けている。
  大国ロシアがかくも脆いことに私は驚いているが、要は政治の根っ子に(国内 )経済があるということ、日本の政治もアベノミクスの成功に掛かっているという当たり前のことを想起させる。