■ 民主党大敗、米中間選挙

  米国の中間選挙で民主党が大敗した。上下両院とも共和党が勝利した。オバマ政権にとっては過去1期半、6年間の政権運営への総括的審判の意味合いもあったが、実に厳しい結果となった。オバマ大統領にはあと2年残されているが、法律や条約や予算案の議会審議が円滑には進まずいわゆるレームダック(議会とのねじれで政権が弱化する)となる。オバマ大統領の内外における政治力、求心力は急速に低下すると見られている。世界の政治的中心の米大統領がその権力基盤を弱めるのだからその影響は測りしれない。
  日本への影響はもちろん小さくない。利害を殆ど共有するパートナーだけにウクライナ、シリアなどはもちろん東アジア、東南アジア地域などの国際関係でもプラスよりマイナスの方が大きい。TPPなど2国間問題では政治的主張は更に強くなるかもしれない。
日本としてはこの際米国との関わり、依存体質を見直し、内政、外交ともにより自立的、自律的な方向を模索することになるかもしれない。