■ 朝日新聞、謝罪する

  福島原発事故に係るいわゆる「吉田調書」が公開された。朝日新聞の木村社長が記者会見し、関係記事の誤りを認め謝罪した。平成23年3月、東日本大震災の4日目、3月15日、津波の被災で福島第1原発2号機の全ての冷却電源が止まり水素爆発、原子炉溶解の現実的危機が迫っていた。原発サイト( 現場 )はもとより国中がパニックにあった。現場要員50人を残す事務職員650人が10キロ離れた第二原発サイトまで退避した。朝日新聞は吉田所長の指示に逆らって「撤退」、逃げた、と一面記事にスクープした。外電やネットでそのニュースは瞬時に世界に広まった。その後の分析や吉田調書で朝日の記事は誤報、「撤退」したのでなく整然とした「退避」行動で、ましてや所長指示に違反するなどはなかった。朝日新聞が悪意を持って東京電力社員らの誇りと名誉を大きく毀損したことになる。
  今日朝日新聞は間違いを認め、謝罪し、社長自らの進退伺いまで公表した。

  慰安婦問題、池上彰投稿問題、福島原発関連と、この短期間に立て続けに、しかも朝日自らが誤報を認め陳謝にまで及んだのは恐らく偶然でない。追い込まれ、編集方針や姿勢に変化、地殻変動が起こってきたことを思わせる。一新聞がどうであれいちいち悩むことはないが、反日、自虐に徹した朝日新聞が改善されることは国家、国民のためにも影響は小さくない。