■ 中国上海への出張。太陽光発電業界の視察。

  7月20日から2日間、中国上海に出掛け、急ぎ中国の太陽光発電事業の実情を視察しました。今中国は太陽光発電でも世界的な生産国で、数年前までは日本の大手メーカーも健闘していましたが、今では中国が質量ともに上回っています。今回は2社ほど、いずれも中国の2、3位を争う最先端企業を訪問し、彼らの現状、今後の企業戦略、日本との取り組みなどで意見交換しました。工場見学にも多くの時間をかけましたが、広大な敷地での近代工場、設備のオートメーション化が進み、生産、作業工程とも近代化、合理化されておりなかなか手強い印象を受けました。製品の品質検査、管理には細心の体制をとっており、特に厳しい日本向け輸出基準に合わせていると説明していました。

  上海は数年ぶりですが、その後の中国経済の発展ぶりを感じます。都心の活力と豊かそうな外観は東京などと変わらず、郊外への3時間ほどの旅で見た車外の風景も貧しさなどは全然感じられない、中国とはいえ上海など沿海部は完全に「先進国」だというのが実感です...。

  私は平成21年に全国団体(一般社団法人・「全国太陽光発電推進協議会」)を組織しその会長として、今日まで太陽光発電を産業として育成、普及するというエネルギー政策の実践に微力を尽くしてきました。太陽光エネルギーの重要性は元々叫ばれていましたが、平成23年3月の東日本大震災で原子力発電が活動停止したり、電力買取り制度の導入など世の中の太陽光発電への関心が急激に高まりました。その経過で私も企業指導など社会的貢献が出来たこと、さらに私自身もこの分野、専門家を自認できるようになったことはむしろ大変幸運でした。かくして、今も太陽光発電の関係者として内外の相談に応じたり、企業指導や行政官庁への政策提言を行っています。