■ オシム監督とサッカーW杯

  2006年頃、日本のサッカーを率いたのがオシム監督だった。健康を害して長くはいなかった。
  ボスニヤ、ヘルツェゴヴィナ出身。この地域の紛争は何十年いや何百年続いているのか。国家と民族と宗教と言語が入り乱れて、我々の理解を大きく超える。サッカー界も当然複雑で、複数のサッカー組織が覇を競っていた。FIFA(国際サッカー連盟)は組織を一本化しなければ国際試合には出させないと命じていた。
  サッカー指導者の一人オシムはその立場を捨てて奔走した。民族も宗教も全て厚い壁となった、当然政治も経済も絡み合う。しかしオシムらの希いと祈りは遂に通じ、組織の統一が実現した。そして今回W杯の地区予選で勝ち、W杯初出場、ブラジル行きまでもぎ取った。
  ブラジルでは、もちろん楽ではなかった、アルゼンチンとナイジェリアという強豪と当たり、ゲームには勝てなかった。しかし国中では歓喜の嵐が吹き荒れていた。民族も宗教も言語もこの瞬間、全てがひとつになったことを喜んでいた。多くの人々とテレビ放映を囲む中に今や年老いたオシム監督がいた。万感迫るものがあったか、監督は車椅子の上でしきりに目頭を抑えていた。期せずして多くの多くの若者たちが「オシム、オシム、・・・・」と手をたたき連呼し始めた・・・。
          NHK特番『オシムとW杯ーーー 統一へのキックオフ』より

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コメント: 1
  • #1

    名無し (火曜日, 01 7月 2014 23:51)

    世界中が無料で動画を検索閲覧を楽しむ「YouTube」で
    「JAPAN MOVIE」「JAPANESE MOVIE」「日本映画」などと検索すると
    上位に日本のアダルトビデオが引っかかります。

    黒沢映画や北野映画などの日本映画も世界で認知されているのに、
    この検索結果は酷いです。

    アップロード主を見ると同一IDが多く、
    ディスカウントジャパンの一環ではないかとすら思えます。

    日本や、日本映画に関心を持つユーザーに
    「日本作品=ポルノ」という印象を持たれてしまったら、
    どんなに予算をかけて「クールジャパン」戦略を展開しても無意味です。

    また慰安婦問題での中国韓国の捏造プロパガンダにおいても
    「ポルノ好きの日本が慰安婦を性奴隷にしたのも当然」と
    間違った印象をもたれかねません。

    著作権に関係ない、日本らしい作品が検索されるような対策を望みます。