■ 農協、農政改革

  今政府、自民党において農協、農政改革が大議論となっています。日本の農政の実際は農協や農業委員会が担っていますが、政府の規制改革会議が「農協中央会の廃止」を含む大胆な改革案を答申し、当然それが農業界、自民党、政府を巻き込んで大騒ぎになっています。戦後70年、我が国の農政には課題は山積しており抜本的な改革が求められてはおりますが、今回の答申はかなり内容の激しいものでした。自民党においては答申案を厳しく精査し、与党としての現実的修正案に作り直しましたが、農業界がそれに十分納得するかは疑問が残ります。
  およそ農協中央会は戦後農政の基本組織として大きな役割を果たしてきましたが、全国700ほどある市町村農協(単位農協=単協) も今日十分に育ち上がりその自由で自主的な活動を認めた方が農家所得の増大と日本農業の発展のためにはより効果的であること、農協中央会組織の一律的、固定的な組織運営は改革した方が良いというのが趣旨であります。さらに農業委員会や農業生産法人の大幅な弾力化、活性化も答申の中に書き込まれています。
  規制改革会議も随分大胆な答申案を出したものだと驚きながら、一方で地元の関係者にその旨伝え、また彼らの意見の集約に努めようと思っています。