■ 日中「東シナ海問題」で強硬姿勢

 東シナ海の油ガス田開発について日中間では激しい争いが長い間続いている。私は自民党本部ではその対策責任者(プロジェクト・チーム座長)を務めている。半年かけて活発な議論を続け、今日その結論を出した。まず中国に対し、解決を急ぐべきとして協議の場に出てくるよう強く働きかけること(今は逃げ回っている)、また我が国自体の行動として「国際海洋法裁判所」や「国際司法裁判所」への提訴も行うとしてその準備に取り掛かること、更には南シナ海でフィリピン、ベトナム、マレーシアなどが中国との間で同じような海洋紛争を展開しており、これらの国々と情報交換と連携を強化することなどを骨子としている。この結論は「政府への提言」の形をとっており、早速有志議員6人とともに首相官邸に菅官房長官を訪ね政府としての実施を強く訴えた。続いて外務大臣、経済産業大臣、自民党本部では幹事長、政調会長らを訪ね同じく提言した。

 中国相手の交渉は楽ではない。しかし誰かが決然と日本の意志を示さなければならない。日本外交の悪いところ、それは悩むだけ悩んで、結局外向けに行動しないことで、これでは中韓、ロシアなどが相手では交渉にならない。私は昔中国に単身乗り込んで、「闘う外交委員長」の異名を取ったこともある。外に向けて発信し、具体的な行動に移さなければ国益など守れるものではない。