■ 野党、混迷

 参議院選挙が終わり自民公明の安定的与党体制が確立した。順当にいけば衆議院解散の必要性はなくなり、これから3年間の野党の存在は限りなく小さいものになる。ところが今、野党各党は、共産党を除いて、混迷の中にある。ひとつは今次選挙の敗戦責任の取り方で揉めていること、そして巨大与党の対抗軸としてこれから野党はどう集結していくかということ。

 与党としては今は洞(ほら)が峠を決め込み、安定多数を実感する稀有の期間でもある。野党のドタバタを見て考えること、こんな時慌てても意味はない。「失意泰然」(得意悄然)と言うがごとく、じっくりと過去を振り返り今後を見通すこと、ここでバタバタしてどうなるものでもない。新党作ってなどと言うバカな輩もいるようだが、2年後の地方選、3年後の同時選挙を見据えて今こそ軸足を定めてどっしり構えるのが正しい。

 我が自民党、決して驕ってはいけない、この安定期にこそ年来の懸案をじっくりと解決すること。