■ 原発の再稼働申請

 福島原発事故を踏まえて、原発の安全規制がより厳しくなり、この際休止中の原発の再稼働の申請が一斉に行われた。4社、5原発、10基の審査が厳しく行われる。審査を経て合格したものは稼働が認められるべきで、むやみに原発ゼロを叫ぶのは決して責任ある政党の取るべき道ではない。参議院選挙のこの期間中、あえてこの問題を国民の選択に委ねたというのは、リスクもあるだろうに、政府にとって如何に真剣に取り組んでいるかの証左でもある。
 東電の柏崎原発に関して、地元新潟県知事が厳しくノーを突きつけた。地元自治体の同意無くして、もちろん再稼働などあり得ない。東電は審査と地元調整は並行してやるものと思っていた。その上で泉田知事の行動はいささか強権に過ぎる、一方、政治的な姿勢もあるいは必要だったか。

 実に思い出す、泉田氏が知事選に最初に出る時、7、8年前か、誰も応援者がいない、通産省の先輩頼むと言われて新潟まで駆けつけた。寂しい演説会を2ヶ所か3ヶ所、2人でこなした・・・・・泉田君も立派に成長した、というのが東電社長と泉田知事との「死闘」をテレビに見入る私の、複雑かつ率直な感慨である。