■ 法案審議、もたつく

 国会活動もいよいよ最終盤となった。会期末は6月28日だから、あと2週間しかない。その間に東京都議会選挙があり、参議院選挙も公示直前ということで国会議員の内心は最早議会活動どころではない。しかし国会議員の本務は法律や予算、条約を審議して成立させることである。その本務を避けたり怠けたりしてはそもそも議員の資格はない。

 今衆議院は与党議席が圧倒的に多いから、ほとんどの法案条約案は直ぐ通る。然るをこれが参議院に送付されると参議院は未だ与党少数であるため確実に通るかどうかは疑問で、結局野党、民主党の動きに翻弄されることになる。仮に衆議院を通ったもので、参議院で野党反対とか審議未了となればその法案は根っこから「廃案」となる。だから衆議院を通った時点で参議院で通るかどうかの見極めが非常に重要になる。不安があれば結局参議院に送付することを諦めて「継続審議」の手続きでお茶を濁す。

 参議院が捻じれていればいくら衆議院優勢でも政治は前へ進まない、物事が決まらないということになる。参議院での今の野党の動きは甚だ問題が多い。与党の数が少ないと政治が不安定になるという典型的ケース。今度の参議院選挙はとりわけ大事、何故なら与党が多数派になれば法律条約は直ぐにも通過し、国家国民のために速やかに実施される。だから今度の参議院選挙は国家国民のためにも勝たなければならないと言われる所以である。