■ 国際結婚と「ハーグ条約」

 「ハーグ条約」というのがある。「国際的な子の奪取に関する条約」と訳される。30年も前に国際間で成立したものだが我が国は認めてない、しかしもう待ったなし、安倍内閣としてはこの国会会期で批准することを決めている。私の属する外務委員会の仕事で、私がその実質責任者である。国際結婚が一般化してきた。大体毎年4,5万組くらいの国際結婚がある。婚姻が破綻すればその子供たちが一番不幸となる。夫婦が親権を争うとどちらかが子供の手を引いて自分の母国に逃げ帰ることも多い。ハーグ条約は子供の帰属は婚姻生活のあった国の裁判に委ねることとし、強引に逃避してもその地に連れ戻すことが必要となる。婚姻生活にDVなどが絡むので解決は複雑を極めるが、子供の身体、精神を守り抜くことこそ何より大切である。私は早急に条約審議を進めることとしているが、賛否も絡み与野党の駆け引きも覚悟しておかなければならない。