■ 竹島を取り戻す気概

 昨日2月22日は「竹島の日」、島根県では県民主催の記念式典が行われた。政府からは政務官が一人、自民党ほか政党から20人の国会議員が出席した。そもそも選挙前、野党時代の自民党は政権復帰すれば政府主催の式典にすると息巻いていたが、政権についたら大きくトーンダウン、政府主催どころか政務官一人でお茶を濁した。(私はどうしても時間が取れなかったので、主催者溝口県知事宛て激励電報を打った。来年は必ず出席する。)  

 にもかかわらず、韓国は日本政府が関与したとして仰々しく大使館公使を呼びつけて抗議までした。これをこそ文字通り「盗っ人猛々し」という。

 一体対韓外交はどうなっているのか。竹島は日本の固有の領土である。韓国の違法、不法の占拠から断じて取り戻さなければならない。昨秋李明博大統領があろうことか竹島に上陸して国旗まで立てた。併せて天皇陛下に対して赦しがたい暴言まで吐いた。日本は当然怒り心頭に達して対抗措置の検討に入った。国交断絶をいうものさえあった。その後ははっきりしないまま、両国とも政権が替った。日本は新大統領が選ばれるや再三に亘り使者を送り友好を目指し、その就任式(2月26日)が近づくや麻生副総理が祝いに駆けつけることとなった。

 あの怒りはどうした。およそ外交とは外国と友好親善関係を目指しつつも基本は国家の主権と国益を守ることにある。仮に相手国が反発し、抵抗しようとも国家の命運、ある時は存亡をかけてでも守るべきは主権であり、国益である。今の日本にそれだけの意志と気概があるか。今の日本は、戦術的に譲歩し宥和することの方が韓国を怒らせるよりも有益だと判断している。これで本当に誇りある国家といえるのか。これで竹島が本当に返ってくるだろうか。私にはとてもそうには思えない。